屋根裏の散歩者 他六編 (江戸川乱歩文庫)

著者 :
  • 春陽堂書店
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本棚登録 : 561
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394301042

感想・レビュー・書評

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  • 同じ本を二冊も買ってしまった…。
    誰かにあげたいけど、
    こんな趣味の人、近くにはいない気がする。

    さすが江戸川乱歩なんですけど
    ★4にしとくかな。
    以前感じた「おおおおー」という感嘆が起きなかったので。

  • 表題作『屋根裏の散歩者』他六編を収録。

    有名な『屋根裏の散歩者』を含む短編集です。
    他にも鏡の魔力に取り付かれた男の話し、『鏡地獄』
    不思議な挿絵と度をする男、『挿絵と旅する男』
    ビルの決まった部屋に住むと、必ず飛び降り自殺をする『目羅博士の不思議な犯罪』
    愛しい女性が腐りゆくのを阻止しようとする『虫』。

    どれも不思議な世界を見せてくれる作品ばかりです。

  • 08.06/18 08.06/20

  • 江戸川乱歩は異世界に連れて行ってくれるところが好き。押絵と旅する男、は落ち着いたレトロ趣味が良かったです。明智小五郎、ニヤリと笑う。猟奇殺人が珍しかった当時は、衝撃的だったのだろうな。多賀新の表紙の装丁もよく合っててよい。画像が出ないのがざんねん。

  • 屋根裏の散歩者=屋根裏で思いついた完全犯罪。明智小五郎の活躍。乱歩が実際に屋根裏に入り考えついたらしい/鏡地獄=レンズや鏡に執着した男が迎えた地獄/押絵の旅する男=郷愁漂うファンタジー/火星の運河=意味不明/目羅博士の不思議な犯罪=幻想的トリック/虫=死体の腐乱が美しく感じられる/疑惑=父親殺しの動機は全員にあり

  • この巻の作品、どれも大好きなものばかりです!題名だけでもウットリするほど… 表題作の他に、 鏡地獄/押絵と旅する男/火星の運河/目羅博士の不思議な犯罪/虫/疑惑が収蔵されています。

  • 江戸川乱歩は憧れです。
    この方の作品、大好きです。

  • こんなこと、本当にやっちゃあいけません。

  • その他の収録作品:<br>
    鏡地獄/押絵の旅する男/火星の運河/目羅博士の不思議な犯罪/虫/疑惑

  • 「虫」
    なんとなく間が抜けてる感じがいい。グロなのにグロになりきれてない感じ。この短編集の中では一番好き。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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