勝ち続ける理由(祥伝社新書)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396114916

感想・レビュー・書評

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  • 陸上の話

  • 青山学院大学の陸上部を11年で日本一にした監督の話。
    トップダウンでやれば早く1位にはなれるが、チーム作りを行いながらのため、長期間かかった。

  • 非常に面白かった。
    組織論と人材マネージメントという観点から、基礎的な考え方であるものの具体性が高くて話が面白い。最後の、日本マラソン復活への提言がどこまで陸上界にインパクトを与えるのか楽しみです。

  • 有言実行、かっこいい!
    継続的に成果を出し続ける組織作りに参考にさせてもらった。
    本質的には教育機関なのだ、というのがしっくりした。いいね青学。

  • ■結果を出せるチームの条件(青学陸上部の三カ条)
    ①感動を人からもらうのではなく,感動を与えることのできる人間になろう。
    ②今日のことは今日やろう。明日はまた明日やるべきことがある。
    ③人間の能力に大きな差はない。あるとすれば,それは熱意の差だ。

  • 2017年01月15日読了。

  • これからも原さんが結果を出し続けられるか否かは結果論ですが、10年を超える時間をかけて組織づくりに取り組んできた人だからこそ、地に足のついたサクセスストーリーを語れているのかな、と思います。

  • 青学陸上部の原監督によるチーム作りの本。昔ながらの考え方や練習ではなく、しっかりと考える力をチームに与え、一人一人が成長する仕組みを作っている。

    今年も箱根駅伝の勝者は青学だった。区間変更や山の神(神野)が抜けた影響もあり、往路の結果でおやと思わせつつも、復路ではチーム力の差を見せつけ他を圧倒した。

    それほどまでに、今の青学はチームとしても個人としても強い組織となっている。その根底には、一人一人が考える力を磨く習慣を日頃から与え、課題を持って取り組ませる監督ならではの組織作りが浸透しているからだと言える。

    結果を見る限り、当分青学の天下は揺らがないだろう。そして、東京オリンピックやマラソンの行く末を見据える原監督の行動言動にもこれから先目が離せそうにない。

  • 「彼を知り己を知れば、百戦危うからず」
    不安要素はあったものの終わってみれば圧巻の3連覇。母校早稲田はシナリオ通り進められたが、最後に力の差を見せられた。
    「2チーム出しても勝てる」発言以来、原監督は大嫌いだったが、ここまでくれば手腕は認めざるを得ない。
    学生に応じて、組織の成長に応じたマネジメントは参考になった。特別な事はない。「当たり前のことを当たり前にやる」、それが結果に繋がる。良い本だった。

    <組織の進化>
    ①知識や技術を細かく教え込む
    ②学年長に指示し、学年長から各部員に指示が伝達される
    ③方向性を伝え、各人が自主的に行動する
    ④組織の成熟期。監督はサポーターに回り、コーチングが効果を発揮する。

  • 2016.12.27「本嫁の会」にて紹介。

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著者プロフィール

青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督。青山学院大学地球社会共生学部教授。1967年、広島県三原市生まれ。世羅高校では全国高校駅伝準優勝。中京大では全日本インカレ5000mで3位入賞。89年に中国電力陸上陸上競技部1期生で入部するも、故障に悩み、5年で競技生活を引退し、同社でサラリーマンとして再スタート。新商品を全社で最も売り上げ、ビジネスマンとしての能力を開花。
2004年に陸上競技部監督に就任。09年に33年ぶり箱根駅伝出場、15年に同校を箱根駅伝初優勝に導く。18年まで箱根駅伝4連覇という快挙を成し遂げる。20年には大会新記録で王座奪還を果たし、22年には大会新記録を更新して6度目の総合優勝するなど駅伝強豪校に育て上げる。

「2022年 『「挫折」というチカラ 人は折れたら折れただけ強くなる(マガジンハウス新書)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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