- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396316846
作品紹介・あらすじ
化粧もブラジャーもしない、ハゲたのでカツラに落ちつく。占いなんて意味不明。友達の誕生日は覚えない。思えば、子供の頃からそうだった―そう、私は「女オンチ」。他人が女の武器を使うことは否定しないが、自らに女性らしさは求めない。なんだったら更年期障害も面白い。「女オンチ」を通り越して、もはや「人間オンチ」の不器用な女が辿り着いた境地とは?社会学者・古市憲寿氏との対談も収録!
感想・レビュー・書評
-
これだけ性が多様化した現在、もはや「女」らしさ「男」らしさにはこだわらず、「人間」として生きたいように生きる姿勢に共感しながら読んだ。
著者は客観的に自分を分析している感じで、押しつけがましくないのがよい。
それもこれも、私も「女オンチ」だからなのか……。
古市氏との対談も、なかなか興味深かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とくダネで紹介!
「人間オンチ」の不器用な著者が辿り着いた境地とは?社会学者・古市憲寿氏との対談も収録! -
みんな自分が生きたいように生きるのがいい。オンチである、オンチではない、ことはどちらでもいい。
-
読んでるうちに、あの人かなーと思ったら当たってた。
「分かる!」も「えー!?」も両方。
確かに!って思ったのが、女性だと女の武器を使わないともったいなくて、男性だともったいないとは言われないこと。
自分では感じていなかった、思い込み、レッテルの存在。それまでの教育や環境の影響だろうけど。自覚はしておきたい。
最後に古市さんとの対談が入ってて、面白かった。すぐ読み終わるけど。
深澤さんは真摯で謙虚なジャイアンで、古市さんは心底ジャイアン、自信のあるジャイアン。
的確に表してる。と思う。
冬物のコートは軽い方がいい。大賛成。
でも、良い物は重いし、ダウンは羽の取り方がエグくて避けたい。 -
面白くないかも知れないことを面白く書くことの天才。深澤さんのエッセイもさることながら、古市さんとの対談はここ1年でいちばん面白かった。おふたり、息が合いすぎじゃなきですか。
-
あそこまで徹底しているとむしろ気持ちいい。人間オンチでも仕事できるのね。
人は「こうあるべきだ」という思い込みが刷り込まれていすぎてそこに当てはまらない人は生きにくい。
古市さんとの対談は 2人とも常識的から外れていて面白い。 -
ジェンダー
人生 -
化粧もおしゃれも人付き合いも興味なし。マイペースな深澤さん。
-
深澤真紀先生による著書。昔ながらの日本の古臭い女性の枠組みにとらわれずに、自分らしく女性であることを頼しんでいる深澤真紀先生は素敵。女オンチの深澤真紀先生と男オンチの古市憲寿先生の対談も楽しかった。深澤真紀先生や古市憲寿先生のような自由な発想を持つ人が増えれば日本も良い方向に変われるのでは。
-
図書館で借りた。持ち帰る気にならなかったので、図書館で読んだ。ほぼ30分で読み終えた。
音姫って1988年に出たんだ。TOTO。
ラストの対談で、なんでわざわざこんな本を出したんだろう、と自分で言っていた。他人が分からない以前に、自分のことを分かっているつもりで全然分かってないからじゃないのかな。自分で自分を分からないから、誰かに分かって欲しいし、自分以外の誰かのことも分からないんだ。