危機 軍鶏侍 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
3.21
  • (0)
  • (5)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396340889

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 息子たちの成長はわかったし、番外編が書かれた訳もわかったけど。。。
    結局公儀の目的は何だったの?
    このまま終わっちゃいけないでしょ。
    読者にも「なぜだ」の疑問だけが残ります。
    乞う続編

  • 軍鶏侍、初の長編は「無差別テロ」がテーマ。
    公儀隠密を秘密裏に処理した後遺症かまたも隠密の気配を感じる源太夫と領有たち。園瀬で観光客が集まる行事「園瀬の盆踊り」に忍び寄るテロの危機を道場の弟子たちも動員して解決を図る。
    このあとは番外編の他書かれていないようだが、まだまだ続いて欲しいシリーズだ。

  • 軍鶏侍6作目。
    前作あたりから薄々感じていたのだが、シリーズものの宿命、マンネリ化を認めざるを得ない。
    ファンとしては心穏やかに今後の動向を見守るしかない。

  • 軍鶏侍シリーズの第六弾にして、初の長編。

    岩倉源太夫が暮らす園瀬藩に危機が迫るのだが…

    どの短編を読んでも面白かった軍鶏侍シリーズも長編となり、面白さが半減してしまった。これまでは、ひとつひとつの短編に深い意味が込められていたのだが、それがぼやけてしまったかのようだ。まるで、複数の短編を混ぜ合わせたような長編であるのが原因であろう。見所は終盤の岩倉源太夫の闘いなのだが、秘剣・蹴殺しを使う事なく、いやにあっさり描かれる。どうしたんだろう…

    次作に期待したい。

  • 190

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1944年、徳島市生まれ。さまざまな職業を経験し、ラジオ・ドラマ脚本・戯曲を執筆。1993年、一人芝居「風の民」で第3回菊池寛ドラマ賞を受賞。日本脚本家連盟会員、日本放送作家協会員。2011年、『軍鶏侍』で時代小説デビュー。同作で歴史時代作家クラブ新人賞を受賞、同シリーズにより多くの時代小説ファンを獲得。ほかシリーズに「ご隠居さん」「手蹟指南所『薫風堂』」「新・軍鶏侍」「よろず相談屋繁盛記」「めおと相談屋繁盛記」など、単著に『からくり写楽 蔦屋重三郎、最後の賭け』など著書多数。演劇にも造詣が深く、小説、戯曲、芸能、映画、音楽、絵画の多ジャンルでのシェイクスピア派生作品を紹介した著作『シェイクスピアの魔力』がある。

「2022年 『逆転 シェイクスピア四大悲劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野口卓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×