欺瞞のテロル 新・傭兵代理店 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396342111

感想・レビュー・書評

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  • 感想
    ヨーロッパのイスラム化。年々、移民が増えていることからこれは現実に着々と進んでいることかもしれない。しかし、ベルギーのブリュッセルでイスラム系の人口が3割を超える程、イスラム化が進行しているとはビックリ。

    また、ISが少年を兵士に仕立て上げて、前線で盾にしたり、自爆させたり、人間の最も醜い部分が出ているように感じた。戦争は何でもあり。。恐ろしい。

    あらすじ
    日本の原発にISから脅迫状が届いた。これを解決するため、藤堂たちが向かったのはパリ。パリで怪しいアラブ人のアリをパリ市警が拘束し、藤堂たちはウイグル人を装ってアリに近づく。

    一方、美香は藤堂の父の死亡届の真相を暴くべく、島根で捜査していた。

    アリは実はクルド人でペシュメルガに所属する戦士であり、ISと敵対していた。ISの電子部隊はシリアのラッカにいることが判明したため、これを潰しに向かう。また、クルド人組織の女性部隊の希望で誘拐された少年を救いにラッカへ向かう。

  • シリーズ5作目
    原発のHP乗っ取りから始まり、
    パリ、ブリュッセル、ラッカ(シリア)へ
    美香と、原発と、浩志と、ISと細くつながってた

  • 緊張感半端ない。面白い。

  • いつものように、展開が読めず
    ハラハラドキドキさせながら読みました。

    まぁ、最後はチームの勝利で終わるのは
    分かっているんですけど
    今回は、藤堂の父親の事が出てきて
    なんか、このシリーズは終わりを迎えるのか?
    と思うと、寂しい感じを受けたんですが・・・

    いや、まだまだ続きますよね?

著者プロフィール

渡辺裕之
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』でデビュー。同作が人気シリーズとなり、以後アクション小説界の旗手として活躍している。その他のシリーズに「新・傭兵代理店」「傭兵代理店・改」「暗殺者メギド」「シックスコイン」「冷たい狂犬」などがある。

「2023年 『陽炎の闇 オッドアイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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