修羅の契り 風の市兵衛 弐 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396344146

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  • めでたしめでたし

  • 元締めの思い込みが明らかに。

  • 第二十二弾、新シリーズ二弾
    故有って打ち取った男の兄妹を育てることになった市兵衛、
    前巻の殺しの元締めと男の情?
    岡っ引き文六夫婦が襲われたことから事件の真相が

  • 人間を善人と悪人にすっぱり分けられたら、話は早いのだろうけど、世の中、そんなに単純じゃない。今回の敵役も、ある意味、非常に天晴れな人間で、他の作品では主役になってもおかしくないキャラクターだったのに、殺してしまうのは惜しい。

  • 大久保家で市兵衛が見せた渡り用人としてやるべきことは全うするものの、行き過ぎた行動は慎む加減が絶妙。
    また子供たちに対する優しさや、近所の人から普通のお侍とはどこか違うと言われている様子、多見蔵との信念を賭けた真剣勝負など、これぞ風の市兵衛といった内容でした。

  • 2018年5月祥伝社文庫刊。書下ろし。シリーズ22作目。あらら、市兵衛さんがお父さんになっちゃった。用人仕事は中途半端に終わるし、この展開はなんだ!と思いきや、なるほど修羅の契りだったんですね。後半1/6の手に汗握る展開が、もの凄かったです。堪能しました。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    病弱の妻の薬礼を得んがため人斬りに身をやつした信夫平八。断腸の思いで平八を刀に懸けた唐木市兵衛は、彼の忘れ形見、小弥太と織江とともに新しい生活を始める。日々、絆を深くする市兵衛と子どもたち。そんな中、岡っ引の文六、お糸夫婦が寝込みを急襲された。さらに、幼い兄妹が行方不明に―子どもたちの奪還のため死地へと向かう市兵衛に“修羅の刃”が迫る!

    平成30年6月17日~20日

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著者プロフィール

(つじどう・かい)
1948年高知県生まれ。早稲田大学第二文学部卒。出版社勤務を経て作家デビュー。「風の市兵衛」シリーズは累計200万部を超え、第5回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞、ドラマ化でも好評を博した。著書には他に「夜叉萬同心」シリーズ、「日暮し同心始末帖」シリーズ、単行本『黙(しじま) 』など多数。本書は講談社文庫初登場作品『落暉に燃ゆる 大岡裁き再吟味』に続くシリーズ第二作となる。

「2022年 『山桜花 大岡裁き再吟味』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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