編集ガール!

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 817
感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633974

感想・レビュー・書評

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  • 経理畑からいきなり編集長へ。
    滅茶苦茶な人事だけど、予想通り年上の恋人,学くんが下について支えてくれ、その後離れていき。
    自分の限界を自分で決めちゃダメだと思わせてくれた。
    ハッピーエンドだから読後感もよかった。

  • 図書館で偶然見つけた本。出版社に勤めるも編集の仕事はしたことのなかったしたことのなかった主人公が突然の社長命令で新しい雑誌を作ることに!?上司(社長)やクライアント、スタッフとの調整はさぞかし大変だっただろう。

  • 出版社の経理にいる27歳女子
    突然の社長命令でファッション通信雑誌創刊する編集長にさせられる

    ありえん、こんな設定
    主人公も初っぱなから「できません」「やれません」と拒否
    それでもバタバタと進んでいく

    想像通りに終了、めでたし
    はっぴーすぎてなんだかな
    彼氏の浮気疑惑があっさり流されたのが残念

  • 『年下の男の子』的なテイストを期待して読んでみました。
    そのことに関して言えば当たりでした。が。

    編集者という仕事に関しては、大昔そっち方面を目指してたというのもあり
    企画書の書き方や割付の制作など『懐かしいなぁ』と思いながら読んでました。
    向いてないってことを痛感したので今やりたいかって言ったらやりたくないけど(爆)。

    編集という仕事だからというわけではなく
    いきなり人を纏める立場を振られてパニクる主人公の姿がものすごくリアルで
    読んでてハラハラしっぱなしでした。
    全く編集経験のない経理部員を
    有無を言わせず新雑誌の編集長に抜擢するワンマン社長といい
    方向性が違うとダメ出しした編集長に対して
    『素人は黙ってろ』といわんばかりに不機嫌になる彼氏といい
    ことごとく人の話を聞かない人たちに若干イライラ(笑)。
    話が進むにつれてようやくうまく回るようになってきたのはいいけど
    河本さんに告られた辺りからは
    ちょっとうまくいき過ぎじゃねーか?という疑惑が個人的に(笑)。
    最後は大団円で丸く収まるっちゃー収まるんだけど
    あんな仕打ち(爆)をした彼氏と元鞘にってのが理解の範疇外でした。

    5人しかいない編集部のうちふたりが入れ替わり
    久美子が出産したその後の話をぜひとも読んでみたいんですけども
    これって続きはあるんでしょうか???
    (それよりもウェディングベルの続きが気になる/爆)

  • 高沢久美子は出版社に勤める27歳。
    といっても経理部員だ。
    会社には秘密だけれど、単行本編集部に勤務する31歳の加藤学とは付き合って三年。
    そろそろ結婚の話も出ている。
    ところがある日、ワンマン社長の長沼からいきなり新雑誌の編集長に任命された。
    以前、適当に書いた企画書が通ってしまったのだ!
    女性ファッションの通販雑誌を自分で創刊するなんて、久美子にできるわけがない。
    新編集部のメンバーは社内よりすぐりのツワモノばかり。
    その上、彼氏の学まで部下になるなんて!
    素人ばかりの編集部は前途多難……
    (アマゾンより引用)

    私だったらこんな会社すぐ辞めるし、こんな男ともすぐ別れたい。

  • 出版社の経理で働く27歳の久美子
    適当に書いた企画書がワンマン社長の目にとまり
    ある日突然、新雑誌の編集長に任命される

    クセのある仲間たちと七転八倒
    はたして雑誌はできあがるのか

    うーん、正直内容はありがち。
    この人じゃなくても描けたんじゃ?という感じ。
    テレビドラマだったら面白いかも。

  •  高沢久美子は、永美社という出版社のOLである。経理部員であり、編集の仕事には全く関わったことがない。
     それなのに、社員全員に課せられた企画書で、久美子の書いたものがワンマン社長の長沼に気に入られ、突然新しい女性誌の編集長にさせられる。さらに、交際中の加藤学が部下になり、頼りにはするもののお互いにギクシャクし始める。
     自分の意思で始めた編集長ではない、こんな大変なことはできないと困惑しながらも、一つ一つ仕事をしていくうち、久美子は編集に没頭いくのである。

     い話に引き込まれました。雑誌の編集でやる仕事が多岐にわたるんだなあとも感じました。

     話が上手く行き過ぎだとつっこみたくなるところも多少ありましたが、久美子が畑違いの仕事だけど必死に食いついて頑張っていく姿に、応援するような気持ちで読んでいました。

  • もう少しドタバタするかと思ったが、特に驚くようなこともなく読みやすかった。

  • ホントすぐ、数時間で読めちゃった。
    サクサク読めたけど、ありえないー、上手く行き過ぎー、ラストは強引すぎにもほどがあるよー。
    ま、でも、それなりに楽しめました。

    長谷部レイが出てきたのにはビックリ。(∩❛ڡ❛∩)

  • かなりネタバレ注意!

    経理部だった女主人公が、なんといきなり編集長に!
    副編集長の年上彼氏が部下になることに。

    女性雑誌のようなオシャレなカタログ作りに、
    女視点が分からない彼氏と
    編集の経験ゼロの主人公が衝突するたびハラハラしたけど、結果グッドエンドでよかった。
    でも、全部ボツにしたとき、なんでもっと早く決断しなかったの!って思ったけど、自分だったら同じようにズルズルそのまま流れてっただろうなぁと反省した。
    あと、知人に編集の相談してもらうのぐらいは、もっと早い段階で気づけよ~~とヤキモキしてました。
    まぁ、現実じゃ1回目でそんな上手くいかないとは思うんだけど、この作者の他の本も読んでみたいかも。

    彼氏がなんだかんだ素敵だと思った。

    また読みたい

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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