あなたのための誘拐

著者 :
  • 祥伝社
3.75
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本棚登録 : 619
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635053

感想・レビュー・書評

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  • すごい引き込まれた。あの終わりはすきじゃない

  • 4年前に誘拐犯・ゲームマスターに翻弄されながらも、人質も助け出せず、その1年後に犯人にも自殺され、罪の意識から特殊班を辞めた真悟。3年後、新たにゲームマスターを名乗る犯人から身代金を運ぶ指名を受けた真悟はゲームマスターに自力で迫ろうとするが・・・この作者さんは初読み。二転三転するストーリーも、最後まで真犯人が分からない展開も凄い。少しボリュームはあるが、最後までよかったと思える作品。途中、犯人がなかなか分からなくて、タイトルの意味を考えたら、犯人が見えてきたのも、面白かった。

  • エンディングがなかなか…
    途中でうっすら察し出すけど
    それをもってしても衝撃

    知念さんの小説の中だと
    ちょっと異質な気がする

  • 『あなたのための誘拐』
    自分のために犯行に及んだ誘拐を「あなたのためなの」と思い込んでいるのかな。
    病気を抱える主人公とは知念さんらしい設定。
    主人公とゲームマスターの対決 読み応え。。

    色々な要素のひとつひとつが伏線となり一つの結論に繋がっていて、最後は騙された〜!

  • 最後が衝撃的。読了後、何とも言えない後味の悪さ。
    娘が想う父親像。そのためにこんな事する?
    なんか、力が抜けた。

  • 「崩れる脳を抱きしめて」の次に読んだ知念さんの作品。
    医療を封印した本格ミステリーで、スピーディな展開に引き込まれるように最後まで読み進んだけど、「あなたのための」ではなく「己の愛のための」結末は受け入れがたいものがあり、残念!

  • 「あなたのため」なのか?
    「じぶんのため」に犯罪を犯したのでは。
    サイコパスになった理由が分からない。弱い。
    父親への歪んだ愛情か。犯人を追っている刑事と浮気をしている父親のギャップか。
    最後ぞっとはしたが、疑問も起きた。

  • 終盤までは面白くて一気に読めたのだけれど、最後のどんでん返しが、、、。一応、予想は出来ないわけではなかったし、伏線もキチンと張られていたとは思うけど、何か全く嬉しくない結末だったかな。途中がどんなに良くても、個人的にこの後味の悪さは好みでないので、残念ながら評価はだだ下がり。

  • ゲームマスターと名乗る誘拐犯からの犯行声明が事件の始まり。

    4年前の事件で警察を辞めた上原が再びゲームマスターとの対決を迫られる。
    すごく巧妙なトリックとストーリーで一気に読み終わりました。

    誰が犯人かと推察しつつ読んでいましたが、思っていた謎と動機もなるほど、といった感じ。

    おもしろかったですが、結末が自分好みではなかった…。
    そんなことあるかなあ?と。

  • 3.2

著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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