マイ・ディア・ポリスマン

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 449
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635220

感想・レビュー・書評

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  •  小路幸也さんの作品を久しぶりに図書館の開架で目にしました。「マイ・ディア・ポリスマン」、2017.7発行。巡査や副住職、女子高生たちが登場します。45頁まで読み進めましたが、他に読みたい本が沢山待ってますので、ここまでとしました。たぶんシリーズと思い、「春は始まりのうた」(2018.10)と「夏服を着た恋人たち」(2019.10)も借りてましたが、またの機会があれば読むことにします。
     寺の副住職大村行成25歳、交番の巡査宇田巡25歳、2人の女子高校生、楢島あおいと鈴元杏菜17歳が主たる登場人物のようです。面白いのかどうか、これ1冊ではわからないけど、シリーズのようなので次も読んでみます。小路幸也「マイディアポリスマン」、2017.7発行。

  • ご都合に次ぐご都合主義。都合よすぎてひとつも筋が通ってない。
    理由もなくJKがおっさん警察官に惚れて、なんの葛藤もなくおっさんがJKと交際×2とか、おっさんのキモい夢すぎて最高にキモい。

  • 登場人物の独白(?)で何人もの人物を描き出す手法が面白かった。ストーリーも良かった

  • うたのお巡りさんを取り巻くほっこりストーリー。
    平場師なんて言葉は初めて知った。
    続きを読むのが楽しみ。
    宇田巡巡査にはずっとこの街にいてほしい。

  • おまわりさん、住職、女子高生と皆キャラが立っていて関係性が面白い。特殊能力があるからかバランスがあおいに偏りすぎな気もするので、もうちょっと皆が活躍出来ると良いかな。人を助けるために日常の中でどうしたら良いのかなという気持ちが前面に出ている優しい物語。

  • 途中ちょっと雲行きが怪しい部分が有りつつも
    最終的にはほっこりな終わり方でよかったです。
    ...ほっこりっつーか、ニヤニヤだけどな(爆)。

    いろんな意味でキャラの立ってる人ばっかりで
    この人たちのその後の物語を知りたいと思う一方で
    これ以上穿らない方が彼等は幸せなのかな、なんて思ったり。
    なかなか複雑な気分で読了しました。

    まぁ小路幸也先生が続きを書いてくれるのなら
    絶対読むけどね(笑)。

  • お巡りさんとお坊さんの幼馴染みコンビが、町で起こる不思議な出来事を解決するストーリー。
    この二人と、彼らを取り巻く人たち。(みんなそれぞれクセが強い!)
    一話ごとに語り手が変わって、視点が変わることで新しい事実がわかり、つながっていく…という構成が面白かったです。
    シリーズ物の一作目。続きも読んでみたいです。

  • みんな特殊能力持ちすぎ!
    でもスリリングな展開にはならず、ほのぼのと話が進んでいく。

    原田宗典さんの平成トムソーヤーをまた読みたくなりました

  • 〈東楽観寺前交番〉に新しく赴任してきた宇田巡巡査。子供の頃過ごしたその場所で、再会、出会い、繋がる縁、そして不思議な出来事。

    語り手がコロコロ変わり、色々な人の視点を繋ぐことで物語は進み、全体が明らかになっていく。
    シリーズ物は知っていたけど、まだまだ序章って感じかな。
    一人一人が濃いキャラクターで、彼らがこれからどう動いてくのか、ちょっと楽しみ。
    ただ目まぐるしく視点が変わるのは、ちょっと疲れてしまった。

  • お寺と交番、ナイスコンビ。
    ヒトのそれぞれの才能。
    世代を越えた交流。
    家族や、それに連なる愛情。
    この作家さんの持ち味がたくさん詰まったお話。
    例によってシリーズ化されてるみたいなので、また読んじゃうんだろうな。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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