ランチ酒

著者 :
  • 祥伝社
3.64
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本棚登録 : 1849
感想 : 242
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635343

感想・レビュー・書評

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  • これの続編である「おかわり日和」を先に読んだ。
    アラサーで子供を婚家に置いて離婚した犬森祥子の「見守り」稼業と仕事終わりの飯と昼酒の話し。
    まだこの頃は離婚したことや娘のこと、元旦那の再婚の話し等で心が揺れている。
    連作短編集とでもいうのか、こういうのはTVドラマにでもなりそうな感じ。

  • 1話が短いので読みやすかったけれど、「今流行りの」感が最後まで消えず…。
    食べ物やお酒の描写が美味しそうだった。
    主人公、幸せになって欲しいなぁ。

  • 夜の仕事が終わった日は、ランチにお酒を合わせるのが楽しみなバツイチアラサーが主人公のお話。夜の仕事である「見守り屋」と「ランチ酒」の描写で一話が形成されているお仕事×グルメ小説。私の思っていたタイプのお話とは違ったので、感想はツリーにて→

    ランチのお店が主役ののオムニバスやと思っていたので拍子抜け。一話に「見守り屋」の話と「ランチ酒」の描写がある。一話が短いのでどちらも中途半端な印象。主人公のキャラも薄く、全体的にとてもあっさり……かと思うとまぁまぁ主人公の過去は濃い。てか元夫どうなんよ。いい人風に描かれてる→

    けど、まぁまぁクソじゃね?読んでいてイライラしたんだが。主人公は元夫とその親になんであんな遠慮してるんだろ?生い立ちとか関係あるんかなぁ。
    娘に対してももやもや。もやもやもや。
    次巻はもっともやりそうなんで、うーん。

    (勝手に)楽しみにしていた本だけに合わなくて残念でした。あくまで個人的な感想です。

  • うまそうだ

  • 食べること大好き、飲むこと大好きなので手にした本だが、少々期待はずれ。食事の描写はまずまずだが、全体的に暗い雰囲気を感じてしまう。見守り屋という風変わりな仕事、主人公の離婚という設定の影響か?

  • 夜、寝ずの番で見守りという仕事をして翌日ランチを食べながらお酒を飲むっていう短編。
    関わった人達や、主人公の家族など色々と見えてきたところで終了してしまったんやけど、これは続いてるのかな?
    どんなにツラーイ事があっても人は食べて生きていくんだよねー
    そして、お酒の力を借りてツラーイ事を一時でも忘れて眠るんだよねー
    美味しそうなランチと美味しそうなお酒が満載で、ガッツリ食べたくなる本でしたw

  • ランチ。お酒。家族。子ども。仕事。見守り。
    「とろろは麦飯の半分ほどにかけるようにして、汚れていない麦飯を残せば、」(P.91)の汚れていないが気になっちゃって、そこから先はずっと表現のどこかが引っかかって素直に読めなかった……。

  • 初めて原田さんの作品を読みました。

  • 原田ひ香さんの設定する舞台は「東京ロンダリング」のように、人知れずある職業。今回は見守り屋。都会の片隅に、頼る人もなく暮らす人たちが必要とする職業。
    期待して読み始めたのだけれど、グルメの話が浮いてしまっている感じで、いまひとつのめり込めなかった。
    祥子の家族の話も未解決のままのような気がするし。
    たとえ続編が出ても、あまり興味がないかもしれない。

    ・・・などと思っていたら、まゆさんのレビューが見事だったので、私はこれ以上言うことがなくなりました。

  • 同じことの繰り返しと、物語の単調さに後半が苦しかった。

著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。2005年『リトルプリンセス2号』で、第34回「NHK創作ラジオドラマ大賞」を受賞。07年『はじまらないティータイム』で、第31回「すばる文学賞」受賞。他の著書に、『母親ウエスタン』『復讐屋成海慶介の事件簿』『ラジオ・ガガガ』『幸福レシピ』『一橋桐子(76)の犯罪日記』『ランチ酒』「三人屋」シリーズ等がある。

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