- Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396764968
感想・レビュー・書評
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人物がみんなちょっとずつイヤな部分があって好感が持てない。なのであまり引き込まれなかった。
自分の中の「オンナ」を見せつけられてる気がするからかも。
面倒くさいよね、オンナって。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あ〜、女だなぁ。どうしようもなく。
いくつになっても女は女。ドロドロしていて醜くて狡くて無邪気で可愛くて。
自分の方があの子より美人なはず、お洒落なはず、なのに選ばれない、とか、
歳をとることが怖くてたまらなかったり、
自分にはないものを持ってる相手を羨んで歪んだり、
学校の中で浮かないようフツウの子を演じたり、
色々な「彼女」たちのお話。
男ウケと女ウケの違いとか、浮気男の言い分とか、うまいなー。写真家かっこ良すぎ。 -
「女は醜く、男は愚かだ」
きっと男女の違いを実感するたびに思い出しては噛みしめるんだろうなー。
女って察してちゃんで、そのくせわかってもらえないって怒る。
男の好みに迎合する女を嫌悪するくせ、選ばれないことを嘆く。
みんなと違うのが怖くて、みんなと一緒にされるのも嫌がる。
ばかみたいだけど共感した。共感っていうかもう痛かった。
一生持っていたい漫画です。 -
ほんと女ってめんどくさいしわけ分かんないし可愛いけどちょいちょいあざといし計算高いのに肝心なところで整合性なかったりするしもう!!!っていうお話。女子は概ね共感するし、男子は「あーこういう女いるよな」もしくは「女ってこんななのかよ」って思う気がする。
思うことは色々あれど、ここまでわかりやすく女子の女子的な側面をずばっと書ききるのはほんと才能だなあと思いました。なんだかんだ面白いと思うのは私も女だからか……。 -
女子の、女子による、女子のための、お話。
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他のヤマシタ作品(BL)でも使われていた
『あなたがあたしを好きになったら、あなたを選ぶ準備はできていた』の
台詞が最高に良い、好き。傲慢だけれど、時々こんな風に考えることがある。
男受けしない素敵な靴が履きたいけれど、誰かに愛されたいお洒落女子。
年をとって、何かを選び捨てなければいけない事が怖い美容師。
周りから浮きたくないけれど、フツーに息がつまる女子高生。
昔見た母親の不倫を、ぶつけることも忘れることも出来ない地味な娘。
自分にはないものを全て持つ女友達への憧れと嫉妬で、ぐちゃぐちゃな愛され系OL。
女の人が幸せになるには色々なモノが必要で、
何かが足りないと、あっという間に足元をすくわれて不幸になる。
そんな欲深くて醜い女を救うことが出来るのは、
女の複雑さや怖さを、まったく理解していない
愚かな(だけど明るくて優しい)男の愛だけなのかもしれない。
だから・・・
人の話を全然覚えていなくても、
脱いだ靴下を、洗濯籠に入れなくても、
帰宅して開口一番「ごはんは?」と言われても、
・・・ちゃんと愛してくれているのなら、許してやるよダーリン。 -
イラストも可愛いし
さらっと読めてそれぞれ共感できるひとコマもあったけれど、
なんというか、浅い。。。。
ストーリーが強引に畳み掛けるように進んでゆく様子が、
なんだか浅くて期待しすぎていた感。
切り取ったエピソードやテーマなんかは解るのですが。
でも、ちょっとどこかが鼻につく。 -
ヤマシタさんの書く漫画は心に刺さる
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全肯定マンガで大好きです