宇田川町で待っててよ。 (Feelコミックス オンブルー)

著者 :
  • 祥伝社
4.24
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本棚登録 : 2036
感想 : 123
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396783242

感想・レビュー・書評

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  • 女装系男子高校生!!prpr
    買おうかどうかで悩みました。女装は守備範囲外でしたから。
    しかし・・・おっ・・・おっ・・・!これは・・・!的な感じでprprもぐむしゃあ!!
    って、食べれました。

    そして、この単行本、厚い!!読み応え抜群です。
    秀良子さんの作品はいつも楽しみにしていて次にどのような作品を描かれるのかわくわくします。

  • 雑誌の方で読んでいたのですが纏まって読むと更に萌えました。
    八代が百瀬に迫られてオドオドからドキドキに変わって行く所、
    百瀬が八代の可愛さにキュンキュンする所、それは心の底にある乙女な心に戸惑う八代、それに無意識に惹かれる百瀬
    この2点が上手く相乗効果になってドキドキしたし、応援してました。
    百瀬の粘りが勝ち、八代の迷いが消えた後、
    戸惑いながらもその先に進む二人のHはとても萌えが来ました

  • うまく言えないけれど、じっとりした読後感。すとん、よりはどすん、って感じ。好きです。

  • 2012年個人ベスト。秀良子さんの今のところの最高傑作。女装男子とクラスメイトの恋が、突拍子もない感じで描かれるのではなく、少女マンガに近い感情移入もできる作品として描いている。しかも、少女マンガの恋愛では到底描けない葛藤まで描ききり、作品に厚みを持たせている。「俺は好きだから、俺のために着てよ」と女装をあっけなく肯定する攻めが、無邪気かっこいい。BLというジャンルにおさまらない名作。

  • 女装男子かわいい。
    「好き」ってなんでしょうね。人に恋する「好き」もあれば、好みのカフェを見つけて「好き」と思う。好きは「好き」なのになぜか難しい時がある。
    百瀬の「好き」は「好き」なだけなのになぁ…

  • 今まで読んだものとは少しテイストが違って楽しめました。
    気持ち悪い君の率直さと、八代の世慣れ感(?)の攻防がおもしろい。
    男性の女装をこんなに魅力的に描くことができるんですね。
    すごいです。

  • 八代は顔もよくて勉強もできて、クラスでも一番派手な奴らとつるんでいる。いつだって日なたを歩いてきたはずの男がなんでまた女装なんて…?
    地元からかなり離れた繁華街で、百瀬は女装姿の同級生を見かける。一体アイツがどうして?!
    1:ホモ 
    2:罰ゲーム
    3:何か犯罪に巻き込まれてる?
    4:幻
    百瀬の疑問は大きくなるばかり。いつの間にやら八代の一挙手一投足を観察している自分。
    八代の女装姿はかわいいけれど、骨ばった肩もスカートからのぞくふくらはぎもやっばり男のそれで。
    でも、もう一度、あの子に会いたい。
    あの子はかわいい。そこらの女より百億倍も。会いたい。あの子が好きだ。そう、八代はかわいい。俺は八代が好きなんだ。付き合いたい。触りたい。一体俺はどうすればいいですか?

    クラスでいつもひとりでつまんなそうにしてる百瀬に女装趣味がバレた。しかもバラされたくなければ付き合えと脅されてる。こいつ絶対頭おかしいだろ。
    キモイ。ヤバい。怖い。百瀬の視線が。
    なのに何だか逆らえない自分。一体どうなってしまうんだろ。
    こんなことなら女装なんてやめてやる。服も全部捨ててやる。でも捨てられない。
    こんな俺を百瀬はかわいいという。怖いけど、キモイけど、どうすればいいかわかんないけど。百瀬の好きには澱みがない。
    そうか、俺はこのままでいいのか。百瀬の前でだけは。
    柔らかくて、ふわふわして、組み敷かれる、あっち側で。
    俺をかわいいって言って。もっともっとかわいいって言って欲しい。
    百瀬のやつ、案外素材は悪くない。
    きちんとしたモノ着せたら、こいつもっと格好良くなるかも。でも百瀬はこのままでいい。
    だって、百瀬の熱はとても気持ちがいい。

    恋ってきっとこんな風に始まるんだね。

  • 秀良子さんらしいふんわりとした雰囲気の中に
    おとこのこらしい性の欲求というかもどかしさ
    がつまっていてとてもよかったです。
    異性装なのかトランスジェンダーなのか決めつけてない
    ところがまた魅力。そんなのどうでもよくて彼らだから
    魅かれあったのだろうと思います。

  • 表紙で想像してたのと全然違いました。が、なーんだガッカリ…ではなく、いい意味で予想を裏切られた感じ。とても面白かったです。随所にキュン処が、というか、一コマ一コマいちいち萌えて、ラストにはしっかりハッピーになれる一冊。
    女装というとどうしてもちょっと変態チックな?アンダーグラウンドな?そんな感じを連想するんですが、この物語のなんと清く爽やかなことか。私勘違いしてたんですよね。そう、こちらは「女装男子」。
    この女装男子が本当に良くて!女装を始めたきっかけとか、普段の感じとか、その他諸々、グッときた。とにかくグッときた。
    間に挟まれる着飾った彼の衣装のセンスも好み過ぎて困ります。
    秀先生の本は何冊か読んだことがありますが、全体的なふわっと柔らかい春みたいな雰囲気はそのまま、でもこれはちょっとスパイス効いてるような?シナモン強め、みたいな、包み紙がステキなチョコレート、みたいな、うまく言えないけどそんな感じで、とても好きです。

  • 雰囲気が素晴らしいです。この二人が好き過ぎて…!BLものですが、主役二人の恋愛模様をきゅんとしたりじーんとしたりして見守っているうちに、すぐ読み終わってしまいました。

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