百と卍 3 (on BLUEコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
4.29
  • (29)
  • (16)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 476
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396784867

作品紹介・あらすじ

元火消しの伊達男×陰間あがりカップルの
「江戸BL」金字塔作品

BL初の快挙!
「第22回 文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」
【優秀賞 受賞!!】

『このBLがやばい! 2018年度版』(宙出版)
『ちるちるBLアワード2018年 次に来るBL部門』
【W1位 入賞!】


江戸の季節はひと巡り。
いっそう深くつながり合ったふたりに
二度目の夏がやってくる。

昼夜ふりそそぐ、卍からの蕩けるような愛撫と睦言は
百樹の心を癒やし、甘やかな暮らしを守るように
卍は笛指南の仕事をはじめた。

そんな蜜月のなか、百樹は偶然再会した
陰間時代の先輩・十六夜に
昔も今も囲われ者のまま、と言い放たれ、
「卍に見合う己になりたい」と憤りを感じる。

そこへ、再び千と相まみえることになった百樹は——?
新たな出会いと、広がる世界。
百樹、成長と解放の第三巻!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小冊子、CD付き

  • これは結婚だ(確信)。
    人物模様が入り組んできたが、百樹と万次のお互いを好きな気持ちは変わらないから安心して読める……

  • 帯に書かれていた担当編集者さんの「こんなの、もう結婚だよ……」の意味を、読了して噛みしめている。うん、もうこりゃあ結婚だ(天を仰ぐ)。これから先も楽しみなBL漫画。長く続いて欲しい。

  • 陰間あがりぷりぷりおケツの百と
    艶やかな流し目の元火消し卍兄ぃ。

    篠笛の師匠を始めた卍。
    生活も安定した頃、
    百は陰間時代の先輩・十六夜とばったり出くわすが
    『男に囲われている』と十六夜に言われ気持ちがモヤモヤ。
    そんな帰り道に
    火消しの金次郎と船頭の兆(きざし)と出会う、
    百を見込んで火消しに誘おうとしている金太郎に
    千となにやら関係がありそうな兆。

    『俺の惚れてるてめェは信用ならねェ?』の卍兄ぃの言葉。

    百の新たな決意に義兄弟の契り。
    これで終わっちゃうの?
    と思いきやまだ2人の物語が続くので一安心(*^-^*)

  • 文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞✨
    話が進むに連れて私の推し卍さんのいろんな表情が見られてうれしい
    いつもどおり江戸の庶民の生活や文化に忠実なのも主役の2人が一緒にいることを何よりも幸せに思ってるのがいい!気になる新人物<兆>の儚い感じも好き~!気になる!

  • 言葉とか時代背景とか斬新な感じが、先が読めず気になるってのはあるけど、読み物って感じで、物語ってのが薄いのかね。絵は可愛いよね。

  • BLとしても江戸の人々の風俗に触れる書物としても最高。まだまだ続くようです

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

江戸B‌L漫画「百と卍」(祥伝社)連載中。同作が『このB‌Lがやばい!2018年度(宙出版)』第一位、『ちるちるB‌Lアワード2018』次に来るB‌L部門第一位。二〇一九年文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞。代表作はNHK木曜時代劇化作品・畠中恵原作『まんまこと』コミカライズ(秋田書店)、『かぶき伊左』(KADOKAWA/エンターブレイン)。

「2019年 『全訳 男色大鑑〈歌舞伎若衆編〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

紗久楽さわの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×