スクリプトドクターの脚本教室・中級篇

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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403120268

感想・レビュー・書評

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  • とても良かった。特にアイデアの出し方、大空港におけるトリックスターの解説、ラストサマーのリライトなど具体的な提案とそれに対するそもそもの映画や製作者への愛が感じられた。

  • 何度目かはわからんけど、再読。
    まだまだ理解しずらいところがある。もう少し自分も修行が必要なのかも。

    あるいは私はソフトストーリー派ではないゆえ、アドバイスがうまくはまらないのかも。

    本物のソフトストーリー派ならこの構造でうまくいくのかなあ。

    2021/06/15
    初級編に引き続き、「窓辺派」あるいはその進化系の「ソフトストーリー派」に対するカウンセリング的な技術指導となっています。

    私は「窓辺派」ではないのですが。そういう方にも、さいころを使ったログラインの作り方など、遊び心満載で飽きさせないような造りになっています。

    ☆AをBに変えたいけれど、そう簡単には変えられそうもないという試練が「複数」発生する。
    ☆展開意欲をもつ。主人公の行動に影響を受けた他者が行動をはじめ、その行動が主人公に新たな影響を与える。

  • 「あなたがあなた自身の世界観で、驚き、笑い、恐怖し、涙し、考えさせられた映画たちこそが、真の意味で教科書です」

    三宅隆太氏は前作の初級篇のおわりをそう結んでいたが、今作の中級篇もぼくには真の意味で教科書になりそうだ

    成人後に何度も見返したくなる教科書に出逢えるのは、幸せだと思うな

著者プロフィール

脚本家・映画監督・スクリプトドクター・心理カウンセラー。
主な作品に、映画『ホワイトリリー』『劇場霊』『クロユリ団地』『七つまでは神のうち』『呪怨 白い老女』、テレビドラマ『デッドストック~未知への挑戦~』『ほんとにあった怖い話』『世にも奇妙な物語』など多数。
著書に『スクリプトドクターの脚本教室・初級篇』『スクリプトドクターの脚本教室・中級篇』(新書館)、『これ、なんで劇場公開しなかったんですか? ~スクリプトドクターが教える未公開映画の愉しみ方~』(誠文堂新光社)などがある。
日本では数少ない「スクリプトドクター」として、国内外の映画企画に多数参加。東京藝術大学大学院や各種大学、シナリオ学校などで講師も務める。

「2017年 『スクリプトドクターのプレゼンテーション術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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