- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403500442
感想・レビュー・書評
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シリーズ第3巻。
浪速の商人・三好屋の登場。
とにかく中抜き・人手を減らして、良い品を安く提供する<薄利多売>の三好屋と、人手と価格は高くつくが昔ながらの対話を通した接客を大事にする萩原屋が好対照。
現代の経済を暗喩。
個人的には萩原屋式の商売が好きだが、時代の趨勢は三好屋に流れている。
現実に萩原屋があったのなら、今はどんな商売をしているだろうか。 -
上方から江戸に流れ着いてきた三浦屋。堪二とご隠居の出会いシーン。堪二の恋。
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独特のタッチ。
勘二さんの葛藤がいいです。 -
勘二さん、従順になってからの変貌ぶりが可愛らしくて好きです。三好ももっと描いてほしかったですけどねぇ・・・(´ー`)
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萩原屋番頭・勘二と、流れ者の関西商人・三好人生。その出会いを切っ掛けに三好は反物商売を始め、萩原屋のライバルに。そして、二人は花魁を巡り恋敵となる―。勘二と三好が想いをよせる、花魁の「だし巻(本名フミ)」は、しかしその頃身請けが決まり…萩原屋のあのご隠居が土下座する!?
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神経質な細い筆致から繰り出される表情が大好き。あと時代背景。