こどもの体温 (ウィングス・コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403615122

感想・レビュー・書評

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  • 全ての短編が胸が痛くなる物語だった。
    でも、胸が痛む理由は物語によって違う物だった。
    そして、ラストには少し気持ちが上を向くというか爽やかな風が吹き抜けるような気持ちに毎回させられたていた。

    好きなのは『僕が見た風景』と『踊る王子様』。

  • 仲良し父子家庭の酒井少年が中1ながら女の子を妊娠させてしまったかもしれない。ショックを受けながら産婦人科についていく男の子の父親。妻を亡くして一年経った父と妻の父が花見のおもてなし料理を作る話。高校時代仲のよかった3人の後輩が登山の帰りに一人亡くなり、残された黒田は下半身不随、運転していた綾小路は彼の奴隷のように面倒を見るが...。バレエダンサーの不思議なクラスメイトがテレを克服する話。中3の酒井君が友人に過去の森さんとのことでちょっと見栄を張っちゃった所を疎遠だった彼女に見られてしまう話。

    思春期の息子を持つ親とその周辺の人々に起こる感情の機微が伝わってくるお話たちだった。

  • すばらしか。

  • この装丁を持っているけど新装版もきになる

  • じんわりと余韻をかみ締める

  • tsutayaでレンタル。

  • 短編集ですが、それぞれのお話ごとに登場人物が少し関連しています。

    こどもの体温
    ホームパーティー
    僕の見た風景
    踊る王子様
    よくある一日
    たまにあった一日

    最初のお話は、中学2年の子供が親に彼女を妊娠させてしまったかもしれないというシーンで始まります。
    「これってBL(?)」って思って、間違ったかもと思いましたが、
    3つ目の「僕の~」を読むにつれ、「まぁ、ちょっとそういう要素があったなぁ~」
    と思ってなんとなく、この作者さんの作品だからいいやって思いながら、読み終えました。

  • さりげなく出てくる料理がおいしそうなのだ。

  • 【完結済】<全1巻>

  • 「ホームパーティ」がよかった。

著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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