ばらいろ すみれいろ (Wings comics)

著者 :
  • 新書館
3.65
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本棚登録 : 323
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403617669

感想・レビュー・書評

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  • 一番好きな短編集です

  • わたくしかつては<新書館っ子>でしたから、藍川さとるをゲラゲラ笑いながら読んだり(『純情エレキテル』はすごい)、松本花に「おぉ、激甘ファンタジー!」と喜んだりしていたわけです。なかでもあとり硅子は大好きで、この人の書く変な話には相当影響を受けました。大学生になってからは新書館とは疎遠になっておりましたが、ついさっきたまたま見つけたので読んでみたわけです。で、確信しましたが、やっぱりこの人は変だ。オーソドックスな話を描きつつも視点が常人じゃない。収録作のひとつの「ひとさらい」はこの人の持ち味が一番色濃く出ている作品だと思います。……え、逝去? マジ?

  • あとり硅子先生です。wingsに連載されていた当時から、一番好きな先生でした。雑誌を切り抜いて保存をし読み返していたことを思い出します。この本がラスト・コミックスです。とてもお若いのに亡くなってしまいました。ラストコミックスの文字を見た時には「あぁ、あまり描かなくなっていたし、引退されるおかな」と思ったことを覚えています。お泣くなりになったのだと知ったときには、泣いてしまいました。もうこの方の作品が読めないことが残念でなりません。

  • 作者が亡くなられたのが本気で惜しまれます。ていうか、まだ泣く。

  • 思わず笑顔になってしまうような微笑ましさがあって。とてもとても大切なものなのに、最期だなんて、何も知らなかった。パステルカラーみたいに、淡くて優しい短いお話が、どれも大好きです。ずっと、大好きです。

  • 昨年亡くなられたあとり硅子さんの最後の本です。
    あたたかな雰囲気の作品を描かれる人でずっと好きで読んでいたんですが、もう新作にめぐり合うこともないかと思うと残念です…。

  • この本で急逝したのを知りました。御冥福をお祈りします。 悪意というものを描かない作家さんなので、いつも安心して読んでいた。 どれもほんわかする短編ばかり。

  • ・・・BLに分類してはいけなかったのでは…? とても優しくて柔らかい、あとりさんらしい作品集です。

  • デビューコミックスからずっと追いかけていた作家さんでした。もう新作が読めないなんて未だに信じられません。
    でもこうして単行本未収録・雑誌未発表作品まで出版してくれてほんとにありがたいと思いました。

    (余談ですが『not for you』。
    今年死んだうちの猫も、「グレ」という名前。余計に泣きました)

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