美神の恋 (新人物文庫 や 1-2)

著者 :
  • 新人物往来社
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本棚登録 : 42
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404037930

感想・レビュー・書評

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  • 本のコンセプトにとても惹かれたけど、いちいち著者の昔の恋の話とか引き合いに出されるのに辟易。そういうのはなくてもいいのになぁ。

  • 大好きなクリムトの接吻が表紙で購入☆美術館に行きたくなる!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ご自身の事がメインのようにも思えるところが、微笑ましい一冊でした。
      表紙は「接吻」じゃなくて「成就」だけど、新潮美術文庫の「クリムト」はコン...
      ご自身の事がメインのようにも思えるところが、微笑ましい一冊でした。
      表紙は「接吻」じゃなくて「成就」だけど、新潮美術文庫の「クリムト」はコンパクトでお薦めです。
      2013/01/18
  • 新書文庫

  • エッセイ混じりの、名画紹介なので、期待していたものとすこし食い違った。
    絵に対する愛情の表現方法が求めていたものと
    違ったというだけ。

  • 芸術家に愛され、彼らにインスピレーションを与え、傑作を生み出す原動力となった“美神(ミューズ)”たち。画家とモデルとの間の人間関係や感情の交感が想像豊かに描かれていて、面白かった。それぞれの絵の写真が掲載されているのもGood。半ばゴシップチックに軽く読めるけど、重さ軽さは問題じゃない。同じ一枚の絵も、背景を少し知るだけで、一気に面白くなる。

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    2017.02.17
    再読。美術館で見たことのある画家が増えたおかげで、絵の雰囲気を思い出して、この本も更に楽しめるようになっていた。
    ただ欲を言えば、各ミューズがミューズたり得た美点や魅力をもっと具体的に描いて欲しかった。例えば、単に「聡明だった」とか「絵の才能があった」というだけではなく、どう聡明だったのか(会話がウィットに富んでいたとか、商才があったとか)、どんな絵を描いたかなどまで知りたかった。

    - - - - -
    01なぜ女は男に殉じることができたのか(ジャンヌ/モディリアーニ)◆02 男の才能を最大限にひきだす女のセリフ(アルマ/ココシュカ)◆03 別れた男の言葉が暴いた女の未練(フランソワーズ/ピカソ)
    04 満たされない女か羨む幸せ(ヘンドリッキュ/レンブラント)◆05 人生の同志となるために必要な「瞬間」(エミーリエ/クリムト)◆06 男にとって「失ってはならない女」(ヴァリ/シーレ)◆07 恋が長く続く男女の組み合わせ(マルト/ボナール)◆08 女にとって一番つらい別れの言葉(カミーユ/モネ)
    09 そのままの女を愛する男のメッセージ(ジョルジェット/マグリット)◆10 過去の恋を隠す女と媚の深い関係(エレーヌ/ルーベンス)◆11 男を暗闇から引き出す女のちから(カミーユ/ルドン)◆12 男が女に黒い服を着せるとき(ベルト/マネ)◆13 母のような女に好感を持つ女の心情(アリーヌ/ルノワール)◆14 男の幻想の中で生きる女(マルグリット/)◆15 男が胸をつかれる女の横顔(ヴァラドン/ロートレック)◆16 宿命の女に囚われた男の最後の希望(ジェーン/ロセッティ)◆17 女の涙をさそう男の想い(ルーシー/パスキン)◆18 ひとりの男から決定的に愛された女(ガラ/ダリ)◆19 男達を虜にした女が愛したもの(キキ/キスリング)

  • モデルと画家が出会った時、名作が生まれる。


    19人の画家とモデルとの恋愛を紹介したエッセイ。

    正直、『怖い絵』の中野さんの本より、面白かった!(ごめんなさい。)

    あとがきで本人が書いているように、個人的な恋愛体験がちりばめられてて好き・嫌いがあると思うけど、絵を鑑賞する手始めは感じるか感じないかだ、っていう筆者の考えに私も大賛成!

    絵に関しての本は今のところ、この本一冊みたいだけどもっといろんな角度から絵を紹介してほしいな。


    「ビーバップ・ハイヒール」で紹介
    読んだ期間:12/14

  • 画家が描いた女神たちとの関係についてのお話です。
    これを読んだ後にクリムトの絵を見てみたいです。

  • 画家とモデルって影響しあってよい作品が生まれるんだね

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著者プロフィール

山口路子(やまぐちみちこ)
1966年5月2日生まれ。作家。美術エッセイ、小説など著書多数。近年では、ひとり出版社ブルーモーメントから「生き方シリーズ」の刊行が始まる。また、大和書房より刊行の言葉シリーズ(『オードリー・ヘップバーンの言葉』『マリリン・モンローの言葉』『ココ・シャネルの言葉』『ジェーン・バーキンの言葉』『マドンナの言葉』『カトリーヌ・ドヌーヴの言葉』『サガンの言葉』など)が好評、『逃避の名言集』も話題となり版を重ねている。近著は『大人の美学 245の視点』『ピカソの言葉』『彼女たちの20代』。著者累計60万部を超える。

「2024年 『私を救った言葉たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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