- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784405072985
作品紹介・あらすじ
誰も知らない、ほとんど知らない「生き物」と「人」の「骨比べ」に焦点を当てた初めてのビジュアル図鑑。 『ペンギンはいつも空気イスをしている』『馬は指一本で歩いている』など、動物たちの中にはその見た目からは想像もできないような骨格を持つものが多くいます。 そんな動物たちの骨格と人間の骨格を比べることで、その動物が持つ骨格の機能から読み解く動物の生態、進化の歴史などを、楽しいイラストと合わせて解説しています。
感想・レビュー・書評
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笑いながら、動物の骨格構造がよく分かる。
「ざんねんな」シリーズを好きな子に、もっと動物についてよく知ってみよう!と勧めたい。
2021.6.8詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学生から楽しめる本だと思います。
傾向としては「ざんねんないきもの事典」に近いかもしれませんが、それぞれの動物の生態がどれほど「面白いか」という事が主眼ではなく(もちろん、なぜこのような骨格が最適なかたちとなったのか、という点を説明するために生態についての記載はありますが)、動物の骨格と人間の骨格の違いを図示しながら解説している作品です。
動物の自然な体勢と同じ骨の使い方を人間の骨格で再現すると、どれほど”不自然”な姿勢になるのかが一目でわかるほか、対応する骨についても色分けしてくれている点も、親切な作りになっていると思います。
それぞれの動物について見開きのページで完結していることや、進化や亜種についてのコメントも載っていることも個人的にはポイントが高いです。
そして「人間代表」の坊主頭の海パン男子の無表情っぷりも、シュールな雰囲気で素敵です。 -
その生物が人間だったらどういう姿になるかというイラストがあり、思わず笑ってしまいます。
イメージしやすく、生物の多様性や進化の不思議さが楽しめます。
人の視点だと、不便だろうなということもその生物にとっては合目的なものもあるし、なんでそんなとこだけ進化してしまったの?というのもありました。 -
カメの甲羅……を詳しくしたような内容ですけど……!
こちらの海パン男も結構キモい! -
理科の教材研究になるかも…と思って、軽い気持ちで購入。
動物についての知識がない私にとって、驚きの連続であった。キリンの首の骨の話、ペンギンの膝の話、亀の甲羅の話…どれも興味深く、次に動物園に行くのが楽しみになった。
動物と人との比較がしやすいイラスト、思わず最後まで読んでしまう豆知識など、子どもでも楽しめる構成だった。
ただ驚いたのは、クラスの子どもたちに「キリンの首ってさ…」と話をすると、8割ほどの子どもが「それ前から知ってるよ!」という反応をしていたことである。聞くところによると、残念な生き物図鑑にも同じ内容が載っているらしい。
知識をアップデートせねば。 -
それぞれの動物の横で人間verで表現せれているのがシュールで笑える
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動物雑学本の中の、骨だけ、に特化した一冊です。
いいとこに目をつけましたね。
骨はわかりやすくて面白いです。
2019年度版なので、キリンの首の、8番目の骨の話まで出ています。
2021/09/13 更新 -
子供のために図書館で借りました。私も楽しめました!海パンさんの骨格ポーズが、ツボります。
退化した骨の話や、コウモリと鳥の羽の違いなど、とても勉強になりました。 -
作者の川崎悟司さんの絵は素晴らしくファンである.中身は軽い内容で動物骨格をヒトで表現するものですが,記憶に残り好奇心を駆り立てられます.
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動物の骨格を人で表していて、絵も面白く、分かりやすい。