- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408107059
感想・レビュー・書評
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そういえば孫正義ってどんな人だろうって思ったので、これ読んでみました。かなり急進的な思考回路の人だと思ったけれど、彼の出自とカリフォルニア大学バークレー校出身(リベラリズムの発信基地のひとつ)ということで、なるほどと納得。東日本大震災でスポットライトを浴びている彼ですが、今後の動向も注意深く見守りたいと思います。
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一人の経営者としての生き方を見た気がする。
時代を先読みする能力にたけてる人はやはり見ているもの、目指しているものが違うなと感じた。
自分も負けていられないという気持ちに駆りたてられました。 -
■購入経緯
・孫正義氏に興味があったため
■感想
・ストーリー形式になっているので非常に読みやすい。
どんどん進む感じ
・Twitterなどからは分からない、「孫正義とは何者なのか」という
事を知るには良い本
・タイトルにもある「志高く」、熱くさせるものがこの本にはあると思う。
自己啓発をしたい方にはオススメ。
最後の柳井正氏の解説も心にくるものがあった 。
・良書 -
孫さんは革命家なんだな
正直あまりにスゴすぎて参考にならない・・・というのが読み終わった時の感想でした。
だって、小学生の頃から「僕はクラスで一番になるために勉強するから、家族の温泉旅行には行かない。みんなで行ってきて。」なんて言う人です。
どうやってスゴくなったかとか、そういうのがなくて、始めから普通の人とは違うという印象です(本でフォーカスしていないから余計にそうなんでしょうが)
他のエピソードとしては、考え事に集中していて柱に激突したり、奥様との結婚の日取りを忘れたり・・・やはり凡人ではありません。
ところで、ソフトバンクアカデミアの講義がウェブで公開されていますので、そちらも見てみました。
その中で、
「松下幸之助さんは、ちょっと生まれるのが早くて残念だったね。でも、僕は情報革命が始まったばかりの今に生まれたから、世界を変えるようなことができる。」
というようなことをおっしゃっていたのが印象的だったのですが、
さらに、同サイトで公開されていた「ソフトバンクの30年計画」(どうせだからもうちょっと大きく言うと300年計画(笑)とも言ってます)では
「世界の悲しみをなくす」「誰も孤独な人をつくらない」
ことを、グループの理念として発表されていました。
なるほど~、こういうことをやりたくて、情報産業の実業家としてNo.1を目指していたんですね。
とてつもなく大きな思考・・・そして、ここまでたどり着いた意志の強さ!!
この方は革命を起こすために事業をしているんだと思いました。そして、本当に世界に革命を起こすんだろうな、とすっかり確信させられてしまいました。
これからも、革命家 孫さんから目が離せませんっ。 -
メディアに出てくる孫正義とは印象が違っている。
世間では他人のふんどしで・・・などと言われていて、確かにそうかなと思っていた。
幼少のころから50代の今までの主要なエピソードが綴られていて、初志貫徹、と言おうか、デジタル情報革命へ命を懸けていることがよく分かった。
とてつもなく大きく遠い存在のようで、すごく身近な存在のような、不思議な魅力を感じた。 -
電子書籍で読了
孫正義の半生を描いたノンフィクション。
賛否両論あろうと思うが、私的には心底ファンになった。そのバイタリティーと頭脳明晰さには驚かされる。 -
2/18(金)
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知らなかった。孫正義氏を。この人、すごい。素直にそう思った。
もちろん、有名人なので、知らないハズはないのだが、どのような境遇を辿って、どのような志のもと、どれだけのことをしたのか、あまり把握してなかった。
孫正義氏が「死ぬほど勉強した。ワシほど勉強したヤツはおらんと思うぐらい勉強した。」と言っていたのを覚えているが、なるほど、納得である。確かに、それだけの引き出しを持っている。
例えば、ボーダフォンを買収するのに 2 兆円ほど必要だったが、それだけの現金は用意できないにもかかわらず、見事に買収を成し遂げ、今の iPhone ブームの礎を作っている。当時、どんなスキームを組んだかは本書で確認していただきたいが、そーゆーことができるとゆー知識のない私は、そもそも買収することすら思いつかないし、最初から諦めている訳で…。他にも、まだ何も持っていない頃から、ガンガン名立たる偉いさんに平然と会いにいったりしているが、そーゆー行動を裏付けているのも、「死ぬほど勉強した」からこその自信の現れだろう。
たった一代で、名前を知らない人のいない 'ソフトバンク" を築き上げたのは、生半可なことではない。Twitter で騒いでる変なおじさんだと思っていたが、とんでもない。この人、すごい。
残念なのは、本書の文体。歴史的偉人を語るような、客観性を欠いた、ややくどい文体なのだ。おそらく著者は孫正義氏のことが好きで好きでたまらないのだろう。孫正義氏は、触れた人の感情を熱くたぎらせるオーラを発していることは想像に難くない。そうでなければ、多くの人を巻き込んで、今のソフトバンクを築き上げることなどできなかったに違いない。
だからこそ…。だからこそ、淡々と事実に言及して欲しかった。余計な装飾は、それこそ "蛇足" というものだ。事実は小説より奇なりというが、そう簡単にはなし得ない孫正義氏の偉業に、本書のような余計な飾りは、「もしかして誇張?」と思わせてしまう危険もある。その点だけが、とても残念に思われた。
気まぐれに孫正義氏を調べてみれば…。なんと誕生日が私と同じだったりするんだよねぇ〜。占いなんて信じない質だが、ここは一つ自己暗示に乗って、おもしろいことをやってみよう! という気になった。 :-) -
孫さんの行動力やバイタリティの高さにとてもやる気をもらった本。
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今まで孫正義という人物、ソフトバンクをよく知らなかった。
ここまでの人物とは。
自分は特別と、待っているだけでは何も起こせないということが
よく分かった。ここまで行動してこその、人生なんだと。