知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄 (じっぴコンパクト新書)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 134
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408109121

作品紹介・あらすじ

古代国家の実像とは!?「海神」の伝説や、高句麗の始祖「朱蒙」の奮戦ぶり、三韓時代から三国時代へ変遷、百済・新羅・高句麗のせめぎ合い、統一新羅と渤海の南北国時代、そして高麗政権の女傑「千秋太后」などの知られざる隣国のダイナミックな歴史の展開と、豊富なエピソードを満載。『知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物』の姉妹編。

感想・レビュー・書評

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  • 誇り高き、とか、衣装考証、とか言われても全力で苦笑してしまうんだけど。
    別段、時代劇を面白く作るのは構わないんだが、そういう面白い時代劇を作れるぼくらはすごい、ではなく、そういう歴史があったぼくらはすごい、と信じ込んでしまう人が多いのが悲しいわけで。
    事実関係の認定と、その評価が、おかしいと思われる。

    割り切って読むならいいけど、歴史ドラマを楽しむための本であって、歴史の勉強になる本ではない。

  • 新書文庫

  • 韓流歴史ドラマの副読本に。

  • 日本の古代史を勉強していると、どうしても中国や韓国が絡んできます。
    唐・新羅・百済・高句麗時代の勢力図や日本とのかかわりについて一度ちゃんと整理しておきたい、と思っていたらこの本を見つけました!

    ・・・がしかし、前半は韓国時代劇や韓流スターについての記述が多く、ちょっと引きました(笑)
    私、韓国ドラマは冬ソナとチャングムしかみたことがないのです
    しかも、韓国時代劇はあまり史実には基づいてない、ウケのよいフィクションが多い、と書いてあるものだから今後もみたいとは思えませんでした・・・

    とはいえ、後半は古代韓国の建国と滅亡の流れが簡単に書かれていて、勉強になったこともありました!
    一番インパクトがあったのは、日本の正史は712年に古事記が、720年に日本書紀が完成しているのに、韓国最古の歴史書は1120年くらいに作られた三国史記だということ!
    この時代の韓国は日本より数倍先進国だと思っていたのでびっくりしました。
    ああ、でももしかして、王家が滅亡するような戦争ばかりしていたから、もっと古くに編纂されたものは消滅してしまったってことなのかな・・・??うん、そっちのほうが納得がいきますね。。

    そのほか、天智天皇の時代に百済王家からの人質としてやってきた豊璋に弟がいたこと、そしてその弟は豊璋が百済に帰った後も日本に残ったこと、また武将の福信も日本に子孫を残していることは初耳。びっくりした~!

    面白かったけど、任那日本府についてはさらりと1行で全否定されていて、任那にロマンを感じる私としては、この扱いは不満でした・・・
    お陰で任那とか伽耶についてもっと知りたくなりました。いつかよい本みつけるぞ!

  • 韓国古代史(神話)を知りたくなって読んだ本
    古代朝鮮は中国・日本との関連で重要だが、中国にしか文字が無く、しかも朝鮮は王朝の変遷等があり資料が散逸している。
    おおざっぱな事情等が分かればという程度
    長すぎて見る気は起きないけど、韓国歴史ドラマの参考になれば

  •  韓ドラの歴史物…キャストなどがかぶったりして…でも、ここで予習・復習しておけば、ドラマに集中できる!!

  • 古代史って、日本でもよくわかんないし(何せ古代なんだからそんなに史料が残っているわけじゃないし)やっぱり韓国でもわからない。

    特に、朝鮮半島は他国や半島内部での戦争続きだし、国の名前もたくさんでなかなかついていけない。

    韓国の時代劇ドラマでも、古代のドラマになると、トンとついていけない。
    国の名前と、えーっと主人公がどっちの国の人で・・・と覚えるのがやっとかな。

    そのドラマをなぞるのには役立つ本かなと思いました。

    でも読み終わってもやっぱり覚えられませんが・・・

  •  知れば知るほどおもしろいシリーズの第2冊目。
     本書を読むと「古朝鮮から統一王朝の高麗までの時代」を俯瞰できます。1392年の朝鮮王朝ができるまでの時代です。
     例によって,韓国歴史ドラマの場面も沢山出てきますし,その内容と史実がどれくらい同じなのかもわかります。
     これ1冊で古代韓国が分かるわけではありませんが,歴史ドラマに興味を持った人には,頭の整理に役立つでしょう。

  • 朝鮮王朝時代と違って、古代はドラマひとつもみてないので、パラパラ読み。

    日本と関わりがあるところは面白かった。

    ちっさいころ何回か、初詣にいったりした高麗神社、高句麗からきた人を祀った神社なんだね。
    恥ずかしながら、知らなかったよー

    結構、関西圏でもなく、身近なところがでてきてビックリ。

    もしかしたら、うちの遠い遠い御先祖の中には、高麗から、きた人もいるのかなぁと、想いを馳せてみたり笑

    朝鮮半島の情勢が不安定になったことと、日本の仏教伝来には、少なからず関わりがある。
    世界は面白い。

    島国で断絶しているようでも、影響を受けずにはいられないのだなぁと。

    そういう面をメインにした本はないのかな。面白そうなんだけど。

  • (要チラ見!)/新書

  • 朝鮮王朝の続編。
    基礎知識が全くないから、イメージがわかない・・・
    とりあえず、日本と同じで、神話の世界ってことで。
    また、ドラマとか見たら勉強し直そうっと。

  • 韓国時代劇によく登場する高麗以前の朝鮮史について。『知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』の続編。
    しかたがないとはいえ、ドラマは結構作ってるんだなあ。

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著者プロフィール

1954年東京生まれ。在日韓国人二世。韓国の歴史・文化・韓流や日韓関係を描いた著作が多い。特に、2004年4月に創刊された『愛してるっ!!韓国ドラマ』誌の編集長を10年間務め、韓国の俳優たちの記者会見に数多く出席し、スターの動向を報じてきた。主な著書に『韓流スターと兵役』『人生の大切なことは韓流ドラマが教えてくれた』『宿命の日韓二千年史』『韓国ドラマ&K‐POPがもっと楽しくなる!かんたん韓国語読本』『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』『韓国ドラマ! 愛と知性の10大男優』など。

「2022年 『韓国ドラマ! 推しが見つかる究極100本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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