- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408535500
作品紹介・あらすじ
異界に越境し浮遊する小説家の"念"が死者の魂を招き寄せる…ホラー短編の名手が贈る待望の新作。哀惜と戦慄の物語11編。
感想・レビュー・書評
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2019.11.13完了
たまゆらり、御霊の話だね。
終わりになって気づく。
鈍感である。
オレにとってこの方の書物は読み易さNO.1
短編というのも、まあありとする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(収録作品)声にしてごらん/うたがい/あの子はだあれ/悪魔/たまゆらり/ゆがみ/とまどい/私のたから/幻影/怖くない/隠れ里
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あっさりめの怖さ、が高橋さんの味なんだと思う。
骨の髄まで怖くはないけど、
なんとなく身近にありそう。 -
作家が主人公のホラー短編集。不確かな記憶に違和感を覚えるうち、その理由が明らかになっていくという展開が多いか。正直それほど目新しさも深みも感じなかった。時々まあまあ面白いかなと思える話は入るものの、全体的にはいまいち垢抜けない印象。
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ホラー短編集。
あー、内容忘れた・・・・ -
1話目の「声にしてごらん」から怖かったです。
夜に一人で読んではいけないかも(笑)
短編なのですが、同じ主人公なのかな?
どの主人公も男性の小説家っぽいのですが??
暑い中、背筋がぞっーーと… -
ホラー短編集。でも雰囲気は、ホラーというより怪談に近いかも。異世界感がさほどないけれど、どこかしら日常と少しだけずれてしまったような感覚。ひっそりと忍び寄るかのような穏やかな恐怖を感じさせられます。
お気に入りは「ゆがみ」。この情景は思い浮かべると美しいのだけれど……。実際にあれを手に入れてやってみたくなるような心地です。でもこれは怖い。キングの「IT」も連想してしまいました。○○○ってやっぱり恐怖の対象ですね。 -
久々のホラー短編集。
遠野だったり記憶だったり、テーマは相変わらず。
ちょっと無理やりなとこも変わらず。
あんまり怖くはなかったです。 -
高橋克彦を始めて呼んだ。同作家『竜の柩』を読もうと思って、その第一巻だけブクオフ100円で手に入れたのだけど、2巻以降がなかなか手に入らなくて読まずにそのままにしてある。この『たまゆらり』は高橋克彦の最新刊らしかったのでTSKで手にとって読んでみた。まあ、普通だった。ちょっと退屈なホラー短編集だったな。やはり『竜の柩」に期待することにしよう。
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すべて短編で、繋がっているわけではなさそうです。
最初の方、語り手が『旦那』目線だったので
同じ家庭で起きた事? と思って読んでいました。
最後はそれほど怖くはなかったですが、それ以外は
読後感がぞっとするようなものばかり。
ひとつひとつ短いので読みやすいですが
1人で思い出さないようにした方がいいですね…。