- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408551876
感想・レビュー・書評
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こういうのはその時代が懐かしくなる。本当に数年で状況が変わった部分をうまく切り取ってある。
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2009年08月17日 22:18
37歳1児の母で編集者の主人公が男性社会の中でその純粋ながんばり故に陥れられ、左遷され、それでもそこから這い上がる、ワーキングマザーのサクセスストーリー
著者の実体験に基づいてかかれているらしい
今ほどワーキングマザーが持て囃される時代ではなかったから大変だったんだろうと思う
子供がいじめにあったり、同僚の独身女性から妬まれたり・・・
ちょっと演出っぽいと思う伏線もあったが、
自分自身へのメッセージとして残ったのは
「しんどい、辛いことばかりと思ってるならワーキングマザーなんてしないほうが良い」ということ
もちろんそう思っていなかったけれど、時々仕事でのストレスに折れそうになることがあり
働いている意味や自分の価値などなど悶々とすることがあったけれど
そういう精神的なことを思い悩んでいるのはバカらしいなと思うことができた
笑う角には福来る -
前半は主人公の和美が職場でも娘の学校の問題でも理不尽な目に遭い、共感して腹立たしくなるけれど、後半はスカッとします!
子どもが親の背中を見ているというのは主婦でもパートでも正社員でも、どんな立場の親に対してもそうだと思う。
あれこれうるさく言うよりも、親の生き方を子どもはよく見ているのだから!と自分にも言い聞かせたりする私です。。 -
著者の実話をベースにしているらしく、前半は胸につまされるほど、ありそうな話。後半は、ご都合主義でトントン拍子だけど、こんなワーママ成長譚もありかもね?
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2016.11.16読了
女性が仕事を頑張る話は好き。ワーキングマザーというのも、今の私には魅力的。仕事をしたくなった! -
年代的にも経験的にも共感できる部分が多かった。
しかし、こんな理不尽なことが本当に世の中で行われているとしたら切ない。
そして、這い上がったこの主人公は強いし、やはり元々能力が高いのだろうと思った。
人とのつながりの良い面と嫌な面の両方を味わえた。