探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに (実業之日本社文庫)
- 実業之日本社 (2016年10月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408553191
感想・レビュー・書評
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探偵部シリーズ。短編集だが、ミステリ研究会が探偵部に謎解きを挑んでくる2篇が中心。
他は、意外性のある隠された凶器の話。トンデモトリックのライトミステリとしてどうぞ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
霧ヶ峰涼を主人公とする前作「放課後はミステリーとともに」の続編。短編集。相も変わらずな東川篤哉ワールド全開な作品。どの話もゆるーく読めてクスッと笑えてそれでいてミステリ要素は結構ありあり。好きなのは「渡り廊下の怪人」「映画部の密室」かな。現実的な想像をすると両者とも面白い。
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短編で登場した霧ヶ峰涼と長編で登場した赤坂達がそろって登場する短編集。恋ヶ窪学園シリーズと同じようにトリックや謎解きが軽妙に展開されていくところがとても面白い。彼らの先輩が卒業するまでを描いており、これからのシリーズがどうなるのかとても楽しみである。
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探偵小説
鯉ケ窪学園、秋の学園祭。探偵部員と久しぶり(?)に、お好み焼き屋台へ興じる涼のもとへ「ミスコン」への誘いが。だがそれは、探偵部のライバル、ミステリ研究会から「ミステリ・コンテスト」への招待だった。挑戦者の名は大金うるる。やはりエアコンの名を持つ美少女が、霧ケ峰涼へ推理ゲームを持ちかけて来た。架空に設定された密室事件を挑まれた涼。エアコン探偵同士の推理合戦は―(『霧ケ峰涼への挑戦』)。鯉ケ窪学園とその周辺で起きる愉快な驚愕。 -
途中で返却。
前作がつまらなかったので読まずに返そうと思ったが、読む本がなかったので読んでみた。
が、やっぱ面白くなくで途中で返却。
こういうラノベは、キャラが良くないととてつもなく詰らなくなるという見本のような小説でした。
取り立てて読む価値は無いと思いますよ。 -
個性豊かな鯉ヶ窪学園を舞台に巻き起こる放課後ミステリー。
とうとう探偵部のメンバーが全員集合。
もっとフルメンバーでの物語を読みたかったのだが、残念ながら今作で3年生2名が卒業してしまった。
フルメンバーでの長編が読みたかったなぁ……。 -
探偵部員が探偵になっていないが,本格ミステリィへのアンチテーゼとして読むとすっきりする.