雪煙チェイス (実業之日本社文庫 ひ 1-3)

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  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553238

感想・レビュー・書評

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  • 警察から殺人容疑をかけられた大学生が、唯一の自身の無実の証言者を探すため、警察の手をすり抜けながらもスキー場で、証言者となってくれる「スキー技術の卓越した美女」を探すストーリー。
    全てに理屈が通っていて、そんな中で警察官の(組織の中の下の人間の?)悲哀も描かれていて、そして何よりこのスキー場を舞台にしたシリーズ作品にずっと出てくる、根津と千晶を含めた恋愛模様も描かれていて、とても面白かった◎

  • ステッカーが手がかりかぁ

  • 面白かった(笑)

  • この真夏にゲレンデの内容で涼しげだった
    スキーしたくなったな〜

    小杉のような刑事が増えたら、日本から冤罪は減りそう
    食堂のおばちゃんも良い人

    無罪を証明できて良かった

    スキー場での結婚式だなんて素敵だなっ

  • 容疑者扱いされる脇坂と彼の無実を証明できる“女神”との再会までがなかなか進まず、読んでいて少々ストレスを感じた。
    この三部作(『恋のゴンドラ』は別扱いなようなので……)は私には合わないようだ。
    小杉の上司の南原やその上の大和田に対しても苛々してしまった。
    “女神”候補もかなり少ないので予想通り。
    “大どんでん返し”とはあるものの、大してそうは思わなかった。
    根津といい、予想通りの着地点。
    纏まりはいいが、刺激不足。

  • スノボシリーズの中ではまだしも面白かったですが、最後はいろいろと無しかな~^^;。ただ、中盤までは楽しく読めました☆

  • 雪山(根津さんが事件に巻き込まれる)シリーズ3作目。
    アリバイを証明してくれる「女神」を捜す大学生脇坂と彼を追跡する小杉刑事。
    疾走感があってハラハラドキドキ、とても面白かった。
    結婚式イベントのシーンも華やかで幸せそうな二人の姿が目に浮かびます。
    映像で観たいなぁ…。

  • 一気読み。ミステリとしての面白さはもちろん、久々に大きなスキー場でスノーボードをしたい気分になった。

  • 01月-25。3.0点。
    雪山シリーズ(?)。
    バイトで犬の散歩をしていた大学生、飼い主殺害の容疑者に。無罪を証明するため、雪山へ。

    一気読み。読みやすかった。謎の女性の正体もひとヒネりあって面白かった。

  • 雪が降った日にあったかいおこたつで読みました。
    実際にスキーもスノボもしたことがないですが、来年こそは体験してみたいと思うほど雪景色の表現が豊か。雪とともにあるひとびとの魅力や雪山のちからに惹かれるひとびとの心情も面白かったです。

    さまざまなチェイスが繰り広げられており
    殺人犯と刑事、
    女神と大学生、

    これもチェイスなのか
    と考えながら読むとタイトルをみたときから
    真実と我々のチェイスが開始していたのかと
    わくわくしました。

    どうなっちゃうの、の緊張感が楽しかったです。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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