「敏感すぎる自分」を好きになれる本

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  • 青春出版社
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413039987

感想・レビュー・書評

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  • 「自分はHSPかもしれない……」と思って最初に読んだ本。読者(HSP)に対して、優しく励ますように書かれていて安心感を得られた。
    HSPについて詳しくない人向けの内容なので、すでに知識がある人には向かないと思う。

  • HSPの特徴や、HSPとのつきあい方について書かれた本。

    困ったこと別に対処法が載っていて、いくつかが参考になりました。

  • 自分の読み方には合わなかった。求めている内容ではなかった。この題材について、もっと理詰めで説いてくれる書物を探していたが、そうではなかった。「HSPは、想像力があって芸術家に向いています!」「直観力があるので、組織の中で必要な人材です!」なんてことを言われても、ああそうか! とはまったく頷けない。これを読んで、よし、芸術家を目指そう、と思う人がいるんだろうか。この症状に苦しむ人を勇気づけようとしてくれているんだろうけど、私には響かなかった。つくづく、難儀な気質だと思う。ごめんなさい。

  • 過敏体質も40うん年もやっていると、こんな自分は好きにはなれないけど、長沼先生の本を読むと自分へのダメ出しが減ります。
    辛い時に読める数少ない本。

  • 私の配偶者がHSPではないかと思い、読んでみました(本人にもこの本を斜め読みしてもらいましたが、書かれていることの自覚はあるそうです)。
    配偶者は敏感・繊細でいろいろピリピリ感じやすく、端で見ていて気の毒な時もありますが、最悪の危険も回避する能力もあるのでは?と思うところもあって(配偶者自身は無自覚)、HSPということの自覚や周りからの理解があると、しんどさの感じ方がだいぶん違うように思いました。

  • HSPの人は、人の感情に敏感で影響されやすい。相手との境界が薄い。だから負の感情を発してる人からは遠ざかる方がいい。

  • 0053 2018/08/26読了
    ほんのちょっとHSPの気があるかなという感じ。HSS型HSPのほうがしっくりくるかも。このタイプののことをもう少し深く知りたかったな。
    無理しすぎなくていいということがわかった。相手や環境に合わせなくていいという、当たり前なのかもしれないけどそうしていいんだなと気づいた。一人でいてもいいんだなあ。浅い付き合いもしなくていいんだ。

  • もし、自分が他人の気持ちに敏感で左右されやすいな、とか、人混みが苦手、疲れやすいなど当てはまる要素があれば読んでみたらいいのではないかなと思います。
    様々な解決策が書かれているし、自分を知るという意味でもためになりました!

  • 数あるHSP 関連の本の中でも、特に平易で読みやすい。
    精神的に疲労している中でも無理なく読み進めることができた。
    特に自身がHSP であることを受け入れる心構えについて優しく語りかけるように述べられており、カウンセラーに寄り添ってもらっているような感覚になる。
    日々に忙殺され自分を見失いそうになったときに読み直したい本。
    以下、自分用メモ


    知る、対応する、心構えをつくる
    ・どんなときに心が動揺するのか、どんな場所に行くと気分が悪くなるのか
    ・少しでも暮らしやすくなるための準備をする:敏感さを感じる刺激をあらかじめブロックする、活動しやすいように環境を整える、身近な人のHSPに対する理解を深める努力をする
    ・セルフケアを意識的に行う
    落ち込んだ時はプラス思考ではなくプラスの感覚を刺激する(笑える番組を見るなど)。
    意識下にある感情や感覚、直感を大事にして行動する
    自己と他者の問題を分離して考える

    具体的な対処法
    ・人の気分に左右されやすい
    ライオンの吐き出し、境界線を強化するイメトレ
    ・大事な人にはHSP をカミングアウトする
    自分が困っていること、それに対して自分が行なっていること、相手にしてほしいことを伝える
    ・脳の疲労を解消するサプリを試す

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著者プロフィール

山梨県甲府市生まれ。北海道立札幌肢体不自由児総合療育センター小児精神科医長。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て日本神経学会認定医の資格を取得し神経内科医として勤務。感覚運動障害に興味をもち研究しながら感覚統合療法セラピストの資格を取得。北海道大学大学院医学研究科生理系専攻博士課程にてシナプス生化学の基礎研究を終了後、障害児医療分野に転向。1993年以来、現職にあり、自閉症などの発達障害児者の診療を続けている。障害児者の高次脳機能障害と知覚特異性に興味をもっている。

「2006年 『自閉症者からの紹介状』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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