将の器・参謀の器―あなたはどちらの“才覚"を持っているか (青春文庫) (青春文庫 と- 6)
- 青春出版社 (2001年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413092142
作品紹介・あらすじ
本書は、閉塞した時代に求められる人物像を、「将」と「参謀」のふたつの観点から追求した新リーダー論である。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
会社の経営層より推薦された本。誰もが知っている歴史上のリーダーの具体的な行動とリーダーシップやマネジメントの解説本。この本自体も新しくはないが、今でも十分に通用する内容。なんのためにこの仕事をするのか?
自分のやったことがどれだけ役に立ったのか?
それに対してどんな評価を得たか?
をはっきり伝えるという一見当たり前で簡単だが、完璧にできているマネージャーはなかなかいないだろうと思う。
豊臣秀吉の部下へのアプローチ(橋の工事をどう任せるか)が印象的だった。 -
過去の偉人(戦国武将等)の行動から、理想的な上司像を説く一冊。歴史好きには刺さる一冊だと感じた。
-
将の器参謀の器
210920読了。
今年45冊目今月5冊目。
#読了
#将の器参謀の器
#童門冬二
歴史入門としてのエピソード集かと思ったが、将とは、参謀とはを問うビジネス書に近かった。
帯の文言完全にスルーしてた。
コーチングの役に立ちそう。
武田信玄や加藤清正の例は、育成の観点が存分に含まれていて示唆深い。
引き出して育てるのが教育だからね。 -
日本の歴史上の人物に関する逸話から、ビジネスに活かせる教訓をわかりやすく記した本。
-
西郷隆盛の本を読みたいと思った。正しい事は正しいと言う。
-
「いいリーダー(参謀)とは?」組織で上を目指す人が自分の立場でどう行動すべきかを考える一助になる本です。軽妙かつ平易な表現で、歴史上の人物がその立場でどのように行動していったかを紹介されています。昨今は、世代間の考え方に大きなギャップがある時代だそうですが、「今どきの若い者は…」というのは昔からあったわけで、そんな時代であっても人を動かすために必要なことは何かを例に出しながら語っています。高度成長期・バブル期に社会人になった人が悩むニコポンが通じない世代の接し方についても説明されています。(先生推薦)
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00529749 -
豊臣秀吉、加藤清正、徳川吉宗…。歴史上の人物にスポットを当て様々なエピソードを紹介しながら、今求められるリーダー像をあぶりだす。閉塞した時代に求められる人物像を、「将」と「参謀」の2つの観点から追求した新リーダー論である。
1章 将たる器とは
2章 参謀たる器とは
3章 前例をあえて打ち破る
4章 時代の先を読みきる -
戦国時代から江戸時代までのまとまりのないエピソード集のようだった。筆者がなにを伝えたかったのか考えてしまう。
-
歴史上の名将を主役に、将たる器について分析した本。現代風にアレンジしたエピソードを用いているので読みやすい。内容は、将の持ち合わせるべき才覚と言ったものよりも、歴史ものとして面白かった。ハウツー本というよりも歴史上の人物の短編集みたいな感じ。たとえ話の引き出しとしてストックしておくと効果的かもしれない。
-
■リーダーとブレーン
A.どんな人間にも、必ず1 つは見所がある。将たる者は、部下の長所と欠点を理解した上で、彼らの長所を活かすようにし
なければならない。
例えば、臆病者は細かい気配りができる。そこで武田信玄は、合戦を怖がる臆病者の家臣に、留守居とかくし目付を命じた。
すると、その家臣は信玄が留守の間に、国中の情報を集めたり、館を整備するなど、従来とは全く違う活躍ぶりを示した。
B.部下をうまく動かすには、次の3 点を明確にし納得させる必要がある。
1.目的の把握:自分は何のためにこの仕事をしているのか。
2.貢献度の認識:自分の仕事は、どれだけ役に立ったのか。
3.公平な評価:自分の仕事がどう評価されたのか。 -
■題名は、「将の器 参謀の器 あなたはどちらの〝才覚〟を持っているか」とあるが、将と参謀の個性を際立たせるような内容になっていない。
■自分としては、参謀タイプに興味があったので、日本の歴史の中で参謀タイプの人のエピソードを沢山盛り込んでほしかった。
■第3章で徳川吉宗の行動・施策について描かれており、賞賛されているが、題名との関連が薄いように感じる。 -
普段あまり目を当てられない、参謀の視点が書かれているところがGood。歴史好き+ビジネス書。
いつになっても世の中変わらん。なかで一番はっとしたのがコミュニケーションのパイプの話。2本のパイプが必要で大体どちらかが折れている。やはりいろいろな本を読んでも行き着くところは同じ。
失敗しない組織より、失敗してもそれをあらかじめ織り込んで対応する。今も昔も失敗しないより失敗ありきで組まれたシステムは強い。 -
BOOKOFFの100円本が、いつも大当たり!
家康、信長、徳川吉宗などのお殿様が、どう時代を考え、行い、失敗し、改善してきたかを現代の社会に当てはめてわかりやすく書かれたハウツー本。
だから、こうすればいいのか!
こう考えればよかったんだ!と前向きになれる。
物事を成してきたお殿たちは、考えることが賢い。
こういう内容の本は、定期的によまなきゃバカになる。
2012.8.16wrote -
歴史上の人物から、組織におけるリーダーのあり方が学べた。
-
う~ん。あまり分らん。
いろんな、戦国武将のエピソード交えてたから、歴史好きなら好きかも?? -
家康は職務を怠けた部下をなぜ叱らなかったのか。
百点満点の人間を採用するなという信玄の人育て術とは。
秀吉の組織作り、ニギリメシとオカユの論理。
歴史上の名将名参謀が持っていた考え方とはどんなものか、
具体的なエピソードを中心に紹介する本書。
読めば歴史に興味がわく!