夏の塩 (クリスタル文庫 27 魚住くんシリーズ 1)

著者 :
  • 光風社出版
3.85
  • (84)
  • (46)
  • (108)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 428
感想 : 61
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784415087917

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 感覚、というものが喚起される不思議な小説。主人公2人もですが、サブキャラも皆愛しい。
    BLだけど、そういうのが苦手な人にも読んでもらいたい。そんな作品。
    あと、毎回ご飯がおいしそう(笑)

  • 魚住のズレたところとか、なんだかんだ言いつつも面倒見の良い久留米とか、豪快なマリちゃんとか、サリームの美味しそうなご飯とか!もう何もかもがすごく好き。笑っちゃう日常なんだけどたまに衝撃的なことがサラリと過ぎていく。

  • <※男性同士の恋愛を扱った内容です>誰もが認める美男子なのに「味覚障害・性的障害」を含め社会適合性のない大学院生・魚住と、魚住に勝手に居候されて迷惑に思いつつほっては置けない久留米の友情とも恋愛ともつかない関係を軸にストーリーは展開します。魚住を母のように見守るかっこいい女性のマリちゃんや、留学生のサリームなど、ちょっと変わった魅力的な脇役も登場します。単なるボーイズラブだと思っていたら大間違いです。(この巻はやばい表現とかはないので、男性も平気かと。主人公二人も基本はヘテロです) 全体を通してこのシリーズに流れるゆったりした雰囲気(話は全然ゆったりとはしていませんが、空気に存在感があるのです)が好きです。

  • 話と挿絵が絶妙。サリームと結婚したいよ

  • 魚住シリーズ第一巻。明るい話、じゃあないか。全5巻。

  • BLだからって侮っちゃ駄目です。

  • 所謂BLですが、日々の生々しさと同居する純粋な思いを感じさせる話だと思います。

  • 連載から読んでいたので本になったときは感激したなあ。

  • 夏の塩。魚住くんシリーズは、とても純粋なBLです。透き通るようなこころ。生きている、きれいなところ汚いところ全部愛しいひとたちです。

  • <あらすじ 裏表紙から抜粋><BR>
    学生時代からの友人・魚住に勝手に居候を始められた会社員・久留米。心因症の味覚障害に陥ったり拒食症で倒れたりするなど問題多発で、顔はイイが不運三昧の男・魚住の世話を不満タラタラで仕方なく焼くうち、無自覚で芽生え始めた感情があった…。鈍すぎる男達・魚住と久留米の人気シリーズ、第1弾!!<BR>
    </あらすじ><BR>
    <BR>
     BL界で絶賛されているこのシリーズ。以前から気にはなっていて、何か軽いものが読みたいなあと思いつつ遂に買ってしまいました。文章はともかく、どのキャラも個性的で面白かった。評判のよさもわかるなあ…。魚住はほんっとうに不幸なんだけど本人が自覚していないから読むのが楽でした。魚住が、つらくてつらくて、それをほんとうにかなしく思っていたら重過ぎるはなしです。それにしても魚住…決してばかじゃないのに白痴っぽくてかわいい…。久留米と魚住がお互い惹かれあってるのに久留米が常識にとらわえていていまいち手を出さないのがじれったくも、少しずつ進展するのが面白くてはまりましたよ…。

全61件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

榎田尤利の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×