雲と暮らす。: 雲と出会い、雲を愛でる

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 68
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416211144

感想・レビュー・書評

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  • とくべつ雲の名前を覚えたわけではないけれど、
    親しみがもてました。
    空を見上げるという
    幸せがあることに感謝したい。

    ちょうど天気が不安定な日で
    一日に雷雨が2回もあった。
    積乱雲の写真を眺めながら
    これこれ!と楽しみました。

    今度は、夕焼けを時間を追ったり、
    台風前の雲を観察したいな。

    「竜の巣」は実在するか?…なんてコラムもあります(^^)

  • 今振り返る若いあの頃があんなにもキラキラと輝いていたのは、
    例えば朝帰りした朝焼けの凄さとか、
    例えば夜街に出てふと見上げた人工光に照らされた空とか、
    例えばはしゃいだ海と雲のコントラストとか、
    無意識に自然の荘厳さを多く見つめていたからかもしれない。

    なんて。

    そんな事をぼんやり思ってしまう程、本当に美しい本でした。

    「こんな雲があったんだ!」
    て、雲が大好きなんだなって読んでいてわかるから、
    頁をめくるたびこっちまで嬉しくなってしまう。
    空を見上げるのが楽しくなりました。

    手元に置いておきたい一冊。

  • 雲、空を扱った本というのは、
    自然に手が伸びますね。

    「自然」が好きな人に、
    同じ「感性」を感じて、
    写真にせよ、文にせよ、
    心地よさを覚えます。

    この本にも「彩雲」の写真が
    ありましたが、やはり、この雲が
    私の一番の好みの雲です。

  • ページを開く度に現れる美しい「雲」と「空」。信じられない美しさにため息ばかり。青空にモクモク広がる入道雲、寒い朝の湖面と朝日、夕日に染まる赤や紫の空、雲の隙間から降り注ぐ光、飛行機から見下ろす一面の雲の絨毯…どれも自然が作り出した美しい光景。胸がドキドキしました。著者は「雲見」が大好き。雲への愛が感じられる写真と文章。「空を読む」とでもいうのでしょうか、著者は雲を見るだけでその下の天気がわかると言います。また、その雲がこれからどんなふうに変化するのかも。入道雲の変化を写真で追っていくページは「雲も生きていて一生があるんだ・・・」と感動しました。何となく見ていた空も今日はちょっと違って見える。私にも雲が語りかけてくれるかな。そんな気持ちにさせてくれる愛おしい本です。写真と少しのエッセイなのでちょっと疲れたときなど、気楽に読めます。

  • 安濃図書館。

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。
東北大学 理学部 地球物理学科 卒業
気象予報士。空の写真家。元高校教諭。
大学での講義、小中高校や市民講座などで写真や映像を用いた講演、メディアへの出演なども精力的に行なっている。
著書に『地球は本当に丸いのか?』『楽しい気象観察図鑑』『すごい空の見つけかた 』(以上、草思社)、『不思議で美しい空の色彩図鑑』(PHP研究所)など多数。

「2020年 『雲と出会える図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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