- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416211144
感想・レビュー・書評
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とくべつ雲の名前を覚えたわけではないけれど、
親しみがもてました。
空を見上げるという
幸せがあることに感謝したい。
ちょうど天気が不安定な日で
一日に雷雨が2回もあった。
積乱雲の写真を眺めながら
これこれ!と楽しみました。
今度は、夕焼けを時間を追ったり、
台風前の雲を観察したいな。
「竜の巣」は実在するか?…なんてコラムもあります(^^)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今振り返る若いあの頃があんなにもキラキラと輝いていたのは、
例えば朝帰りした朝焼けの凄さとか、
例えば夜街に出てふと見上げた人工光に照らされた空とか、
例えばはしゃいだ海と雲のコントラストとか、
無意識に自然の荘厳さを多く見つめていたからかもしれない。
なんて。
そんな事をぼんやり思ってしまう程、本当に美しい本でした。
「こんな雲があったんだ!」
て、雲が大好きなんだなって読んでいてわかるから、
頁をめくるたびこっちまで嬉しくなってしまう。
空を見上げるのが楽しくなりました。
手元に置いておきたい一冊。 -
雲、空を扱った本というのは、
自然に手が伸びますね。
「自然」が好きな人に、
同じ「感性」を感じて、
写真にせよ、文にせよ、
心地よさを覚えます。
この本にも「彩雲」の写真が
ありましたが、やはり、この雲が
私の一番の好みの雲です。 -
ページを開く度に現れる美しい「雲」と「空」。信じられない美しさにため息ばかり。青空にモクモク広がる入道雲、寒い朝の湖面と朝日、夕日に染まる赤や紫の空、雲の隙間から降り注ぐ光、飛行機から見下ろす一面の雲の絨毯…どれも自然が作り出した美しい光景。胸がドキドキしました。著者は「雲見」が大好き。雲への愛が感じられる写真と文章。「空を読む」とでもいうのでしょうか、著者は雲を見るだけでその下の天気がわかると言います。また、その雲がこれからどんなふうに変化するのかも。入道雲の変化を写真で追っていくページは「雲も生きていて一生があるんだ・・・」と感動しました。何となく見ていた空も今日はちょっと違って見える。私にも雲が語りかけてくれるかな。そんな気持ちにさせてくれる愛おしい本です。写真と少しのエッセイなのでちょっと疲れたときなど、気楽に読めます。