- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416616802
作品紹介・あらすじ
昭和期の商店や商品のロゴ,手描きの看板などを独自の視点で紹介し、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」が舞台を台湾に移し、あっとおどろく漢字看板の世界を追いかける。
日本の看板は比較的自由に変形ができるひらがなやカタカナを中心にデザインされてきた。
しかし、漢字しかない中国圏では日本人には思いもよらない、独創性あふれる漢字看板が発展している。
本書は古くからの伝統と近代文化が入り交じる台湾の街角で見つけた楽しくも珍しい漢字看板を渉猟する。
アルファベットや横文字をカッコイイものとしてきた戦後デザイン文化を乗り越え、「漢字」とそのデザインの可能性に改めて目を向ける挑戦的企画。
読んで楽しく、見てためになる漢字の世界を旅しよう。
感想・レビュー・書評
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行ったことない、行ってみたい台湾を、#路上の文字観察 者の視点を借りて、眺められる。繁字体が使われているから、だけじゃない、なんとはなしに漂ってくる、「ぽさ」が面白い。台湾の人も、日本のタイポグラフィを、「ぽいね〜」と思って見てるのかな。
さらに台湾へ行きたくなってきた。
台湾に行った気分。行きたいなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
台湾のタイポグラフィというだけで星5。
なんとなく懐かしく、勉強になり、新しい見方を教えてくれる。
台湾限らず、日本でも看板や文字を見る目が変わると思う。
台湾でなぜかよく見る、日本語の「の」に触れているのも嬉しかった。やっぱり気になるよねぇ! -
字に注目した事など無かった。大開眼界。