タイポさんぽ 台湾をゆく: 路上の文字観察

著者 :
  • 誠文堂新光社
4.08
  • (5)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 93
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416616802

作品紹介・あらすじ

昭和期の商店や商品のロゴ,手描きの看板などを独自の視点で紹介し、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」が舞台を台湾に移し、あっとおどろく漢字看板の世界を追いかける。

日本の看板は比較的自由に変形ができるひらがなやカタカナを中心にデザインされてきた。

しかし、漢字しかない中国圏では日本人には思いもよらない、独創性あふれる漢字看板が発展している。

本書は古くからの伝統と近代文化が入り交じる台湾の街角で見つけた楽しくも珍しい漢字看板を渉猟する。

アルファベットや横文字をカッコイイものとしてきた戦後デザイン文化を乗り越え、「漢字」とそのデザインの可能性に改めて目を向ける挑戦的企画。

読んで楽しく、見てためになる漢字の世界を旅しよう。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 行ったことない、行ってみたい台湾を、#路上の文字観察 者の視点を借りて、眺められる。繁字体が使われているから、だけじゃない、なんとはなしに漂ってくる、「ぽさ」が面白い。台湾の人も、日本のタイポグラフィを、「ぽいね〜」と思って見てるのかな。
    さらに台湾へ行きたくなってきた。
    台湾に行った気分。行きたいなあ。

  • 台湾のタイポグラフィというだけで星5。

    なんとなく懐かしく、勉強になり、新しい見方を教えてくれる。
    台湾限らず、日本でも看板や文字を見る目が変わると思う。

    台湾でなぜかよく見る、日本語の「の」に触れているのも嬉しかった。やっぱり気になるよねぇ!

  • 字に注目した事など無かった。大開眼界。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

2023年3月現在
静岡県立大学経営情報学部教授

「2023年 『働く人のための社会保障入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤本健太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
夏目漱石
ジェームス W....
都築 響一
エラ・フランシス...
チャールズ・ブコ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×