世界を変えた150の科学の本

著者 : ブライアン・クレッグ 石黒千秋

• 創元社 (2020年2月10日発売)

感想・レビュー・書評

[明治国際医療大学附属図書館さんの感想 · 2020年6月30日]

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[tomtomuscさんの感想 · 2020年6月8日]

現在につながる科学知識を説いた本をエウクレイデス、ガレノスの時代から羅列してその歴史背景、インパクト、受容のされ方を綺麗な図版とともに綴る。書が限られたものの知識であり、その所有者に属していたものがよくわかる。古書や初版本がなぜ効果なのかも理解できた。

[zippinさんの感想 · 2020年5月6日]

人類史上で影響を大きく与えた科学の書物について書かれた本。凝った装丁、図案も多く、パラパラ眺めてるだけでも楽しめる。しかし、記述された文章が、直訳的な表現が多く、理解しにくく読みづらい。
科学は、長くの間、哲学や宗教と密接に関連していた。科学者自身による記述は、読むものをある意味厳選せざるを得なかった。
それは今では、サイエンスライターが存在するので、学術論文や研究書自体に触れる事なく一般人は、それを噛み砕いて解説した科学系の本によって理解できるようになってきた。ありがたいことだ。

[fraserlibさんの感想 · 2020年3月13日]

請求記号　403.1/C 77

著者プロフィール

（Brian Clegg）
イギリスのサイエンスライター。ケンブリッジ大学で物理学の学位を取得、『タイムズ』、『オブザーバー』、『ウォールストリート・ジャーナル』の各紙、『ネイチャー』、『BBC サイエンス・フォーカス』、『フィジックス・ワールド』の各誌など多数のメディアに寄稿してきたほか、ウェブサイト“popularscience.co.uk” の編集者であり、自身のブログ“brianclegg.blogspot.com” でも執筆している。著作は多数に及び、『科学法則大全』（化学同人、2022）、『世界を変えた150 の科学の本』（創元社、2020）、『もしも、アインシュタインが間違っていたら？』（すばる舎、2015）などの邦訳がある。近著にQuantum Computing（2021）とWhat Do you Think You Are?（2020）があり、Dice World とA Brief History of Infinity はどちらも王立協会科学図書賞のロングリストに選ばれた。

「2023年 『私たちの生活をガラッと変えた物理学の10の日』 で使われていた紹介文から引用しています。」