ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑3: 海辺篇

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422440392

作品紹介・あらすじ

水辺で見つかる色とりどりの鉱物・岩石を、見比べやすい原石のままの姿で紹介する、大人気石探しガイドブックの第3弾。

鉱物図鑑などでは、よく磨かれて発色もよい美しい結晶を目にすることが多いと思いますが、実際に川原や海辺で見つかる時には、ひと目でそうとはわからないような石や粒であることがほとんど。
母岩を割ってみたり、川砂利を漉してみたり、磁石で集めてみたり…見つけ方にもコツが必要です。
本書では、著者が長年の石探しの経験を活かして、石を探しやすい全国27か所のスポットを地図つきで紹介。鉱物、岩石の写真は、そのほとんどを拾った時のままの姿で掲載し、実際の石探しでも比較して参考にできるようになっています。

第3巻は「海辺篇」と題して海辺の石探しを特集します。
浜辺で見つかる代表的な鉱物、岩石30種の図鑑に加え、堆積岩のできかたや、資源としても特に注目を集めている海砂の観察といった地学講座、屋外での石の撮影方法まで、石探しの基礎を徹底解説しています。

本書を持って、川や海に自分だけのきれいな石を見つけに行こう!

感想・レビュー・書評

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  • 日本の海辺で拾える石の種類を説明した図鑑だ。
    美しく磨かれた状態ではなく、拾ったままの写真が掲載されているので、自分が拾った石と見比べやすく、面白い。

    前作も興味深かったけれど、海辺に特化した今回のほうが自分にはさらに楽しめた。

    綺麗な色の石ころはだいたいチャート、というのも面白い。チャート、幅が広すぎる。なんでもありすぎる。

    実際、玉髄と石英はすごく似通って見えるし、単純にパッキリ区別できるものでもないようだから、この図鑑だけで立ちどころに自分が拾った石の正体が判明する、というものでもない。
    それでも、読んでいて、こんな石が拾えるのか、とか、自分が拾った石はこれに近い、などと考えるのが面白い。

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著者プロフィール

理学博士
自然環境研究オフィス代表

「2022年 『海辺で写す天然石』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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