夫婦・パートナー関係も それでいい。

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422930831

感想・レビュー・書評

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  • 『やっぱり、それでいい』を読んでとてもよかったので、こちらも読んでみました。自身のパートナーとの関係というよりは、いろんな形のパートナー、重要な他者について考えるきっかけになりました。

  • すっと読めた。

  • ●この本を読んでくださる方へ 水島広子
    ●はじめに
    ●私、世の中で一番夫がキライ
    ●パートナーって何だろう?
    ●第1章 夫婦って、実は……。
    ●第2章 対人関係療法で改善する夫婦・パートナー関係
    ●第3章 結婚に意味ってあるの?
    ●第4章 パートナーがいなくても。
    ●おわりに 細川貂々

  • ・それでいい
    ・重要な他者とのコミュニケーション
    ・自分が自分のパートナー
    ・パートナーズ

  • 離婚などの衝撃を受けたとき、日常生活を取り戻すことが早く抜け出せる方法ということを学びました。

  • 今の時代の多様性に合ったパートナー関係を提案してくれています。
    結婚してもしなくても、相手がいてもいなくても、人でも人でなくても。

    タイトルを見てたまたま今の自分に必要な気がして読んでみました。
    貂々さんの絵がほっこりして心地良いですし、先生のコラムとのバランスが丁度良くあっという間に読み終わってしまいました。

    私自身夫婦関係に悩み、何でこんな事を言うんだろう?どうして分かってくれないんだろう?等と日々鬱々とさせられ離婚もよぎる事が多くなりました。
    この本を読んで行く中で、ハッとさせられたりそうだよなぁと共感する言葉が沢山ありました。

    重要な他者との関係がうまくいっていないと、その他の場で受けたストレスが緩衝されない。また関係の悪さがうつ病のような病気にまで至る。
    この言葉にはハッとさせられました。
    毎日一緒にいるパートナーがいかに自分へ影響を与えているのか、このまま受け流していてはいられないなと思いました。

    男性は解決したがり屋、夫は顔色が読めないので具体的な課題を与えよ、そして褒める。
    パートナーの社会化、片思いの良さ、自分が一番のパートナー、パートナーズを見つける。
    これからの人生の鍵になる様な言葉が沢山ありました。
    自分はこのパターンだな。と気付かせてくれる本なので、そこからまた深掘りして自分に合った解決法を見つけ易くなると思います。

    ある程度歳を取ると腰が重くなり惰性で日々を過ごしがちですが、少しでも視点や考え方を変える事で人生がより豊かになると改めて気付かされました。
    やはりたくさんの本に触れて頭を柔らかくする事は大事ですね。

  • 結婚はパートナー関係の1パターンであるということ、パートナーとのコミュニケーションは自然のままではだめ(実は一緒に過ごす時間は少なくて相手のことをよく知らないそう!?なるほど。)で、夫婦は良いことも悪いこともお互いの知らない部分を話し合っていかなきゃ成り立たない。
    なんとなく思っていたことが言葉にされていて、そうよね!と思えた。

  • 対人関係療法はずいぶん昔気になって本を買ったのだが、結局読めてない。今回細川貂々さんのパートナーに関する本だと思って買ったら、対人関係療法の水島広子先生との共著だった。ここで繋がるのねw もちろん積読の対人関係療法の本も水島先生だ。それでいいシリーズはこれが3作目のようなので他も発注した。重要な他者概念をもう少し深掘りしたい。

  • 今までの「それでいい」シリーズは、難しいケースや、人間関係において悩んだ時にどう考えれば光が見えてくるか色々参考になり、クライアントさんにも勧められる本でした。しかし今回は、夫婦やカップルという深い二者関係で起こる問題について、解決のヒントや知恵となる知識が少なく、問題を抱えていない一般人2人の発言によって、水島先生の意見が浅いものにされているように思えました。深い二者関係(お互いの弱さ、醜さ、難しさと向き合わざるを得ない状況)を体験していないジーさん、トモコさんに「いろいろな結婚観があっていいと思うんです」と言われたところで困っている人たちの何の助けになるというのか。(もし「いろいろな結婚があっていい」とするならば、不倫や一夫多妻、通い婚、近親婚、花嫁レンタルなどについても語るべきであろう。)対人関係療法の大家ならではの経験知が引き出されておらず、水島氏に『それでいい』と言わせたいがための、「こんな関係もあってもいいよね」という個人の好みが語られる本になってしまっている。DV、モラハラ、カサンドラ症候群、愛着不安の人などカップル問題で困っている人への対処としての、対人関係療法的考えを教えて頂きたかった。特に愛着不安を抱える人にとっては切実な問題のはず。聞きたがっている人は沢山いたと思うのに、残念。

  • おつれあいさま
    有効な結婚

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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