何でも言える職場はどっち?――「心理的安全性」をつくる104問

著者 :
  • 自由国民社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426129279

作品紹介・あらすじ

◆成果が上がり、人間関係も良い職場◆落ち込まない職場 ◆やる気が出る職場◆助け合える職場 ◆安心できる職場これらは「心理的安全性」の高い職場 =「誰もが言いたいことを言える職場」です。こうした理想的な職場のつくりかたを、ドクターシーラボとネットプライスを上場に導いた経営コンサルタントが、具体的に明快に教えます。◇本書「はじめに」より抜粋 心理的安全性のある職場とは、ひと言で言えば「何でも言い合える風通しのいい職場」のことです。 心理的安全性が保たれていない職場では、コミュニケーションの機会が少なくなります。たとえば、会議の場面で社員が積極的に発言しないことも、心理的安全性が確保されていないというサインです。あなたの会社でも、 「どうせ言ったところで相手にしてもらえない。それなら黙っているほうがいい」 という雰囲気になってしまってはいませんか? 心理的安全性が確保されていなければ、日常の仕事でも、 「自分から言い出して怒られるよりも、言われてから動いたほうが被害を受けなくて済む。だから、指示を待っているほうがラク」 と考える「指示待ち族」が増えてしまいます。 その結果、新しい発想は生まれなくなり、生産性が低くなり、売上も上がりません。 つまり、会社の成長は、心理的安全性がどれだけ確保されているのかによって決まってくると言っても過言ではないのです。 本書の2択の質問への回答と解説には、会社やチームの心理的安全性を高めるためのヒントを詰め込みました。若手社員たちが仕事の成果を高め、成長するために必要な内容になっていると自負しています。 本書が、ひとりでも多くのコミュニケーション難民の、人間関係の悩みを解決するきっかけとなれば幸いです。

感想・レビュー・書評

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  • 読者ターゲットが最後まで分からなかった。

    ただ、強いて言うと、俗に言うJTC(または昭和)の企業文化を好む経営者向け、といったターゲティングがされているのかもしれない(著者のコンサルティング会社の将来顧客?)

    その意味だと、ある一定の需要はあるかもしれないが、果たしてそのような企業文化が今の時代に必要かどうかはまた別の話かと。
    いずれにせよ、自分の経験から、現代の若手をモチベートさせる方法としては、いずれの「選択」も組織成長・企業文化育成という観点では完全に機能しないと思われる(社長は満足するかもしれないが)

    ちなみに、心理的安全性を謳っているが、その深い分析は無いに等しい。

    ※辛口で大変申し訳無いですが、捉え方は完全に個人の価値観によりますのでご自分で判断されることを勧めます

  • 心理的安全性の高い職場=誰もが言いたいことを言える職場

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著者プロフィール

池本克之(いけもと・かつゆき)
組織学習経営コンサルタント。株式会社パジャ・ポス代表取締役、NPO法人Are You Happy? Japan 代表理事。
1965年神戸市生まれ。日本大学卒業後、金融会社を経て、ソニー生命保険に入社。わずか2年で「全国トップ20」の成績をあげる。その後、マーケティング会社、通販会社の経営を経て、ドクターシーラボ、ネットプライスなどの社長を務める。年商3億円の企業をわずか4年で120億円にするなど、さまざまな企業の上場、成長に貢献し「成長請負人」と呼ばれる。現在は数社の社外取締役を務めつつ、コンサルタントとして一部上場企業からベンチャー企業まで200社以上を指導。
著書に『「いまどき部下」を動かす39のしかけ』『「すぐやるチーム」をつくるたった1つの考え方』『“圧倒的信頼”が手に入る営業PDCA』(以上、三笠書房)など多数。

「2023年 『「それでも稼ぐ人」33のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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