Zerro

著者 : 松田行正

• 牛若丸 (2003年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[フクスケさんの感想 · 2007年1月31日]

ゆらに貸出中

[末武さんの感想 · 2006年12月28日]

ありとあらゆる文字や記号が詰まった本。
モールス符号、点字、黄金虫暗号、医学記号、宇宙文字、錬金術暗号……眺めているだけでもなかなか楽しめます。
道教の護符まで載ってます。
どこにいくのこの本。
何はさておき装丁も可愛いお気に入り。

[harukaさんの感想 · 2006年2月4日]

世の中の記号、暗号、言語を集めた本。買い。そしてマニアック。セレクションも偏ってる。笑

[古白ハチさんの感想 · 2005年11月9日]

世界中のありとあらゆる「記号」１２１種類それぞれに、成り立ちや意味の説明を加えた、超絶記号本。記号が主役。<br>モールス符号にはじまり、点字、錬金術暗号、道教の護符、ルーン文字、果ては鳥の「さえずりシラブル」に至るまで。</br><br>単純化・普遍性の権化とも云える記号の、そこに至るまでの複雑なプロセスが「設定好き」にはたまりません。</br><br>ところでこの本、ＣＤアルバム並の価格ですが、装丁を見ればそれだけの価値があると判ります。ぼったくりではありません。</br><br>ちなみに、松田行正さんはブックデザイン界の大御所。本そのものが好きな人に。</br>

[モジトルさんの感想 · 2005年10月24日]

形の面白さを持つ記号群（記号、暗号、符号、文字など）を世界中から集めてきた本。怪しいものから奇妙なものまで、全１２１項目！

[ささくさ さくさんの感想 · 2004年12月8日]

暗号とか秘密めいたモノがお好きな方でしたら、絶対手に入れておきたい一冊。形に魅せられて集めた記号・暗号・符号・文字など121項の観念部品型録。（モールス符号・テレックス暗号・点字・二進法・ピットマン式速記術カイネジクス・ベルベル文字・約物・ネストリウス派文字…他）

[pamさんの感想 · 2004年11月7日]

松田行正さんの記号・暗号・符号・文字などひたすら記号の本。内容はモールス符号、テレックス暗号、点字、二進法、ピットマン式速記術、カイネジクス、ベルベル文字、約物、ネストリウス派文字、ヘブライ文字など、記号でいっぱい。装丁もさすが松田さん、かっこいいです。
増刷ごとに色が変わるところにも、こだわりが見える牛若丸の本です。

[ヴェネさんの感想 · 2004年10月13日]

記号辞典のようなもの。赤い箱のような外観が非常に特徴的なので、イメージ画像がないのが残念。
人間はこれまでに多くの記号を生み出し、同時に多くの記号が忘れ去られていった事を教えてくれる。
また各記号についての説明も面白い。
高価で、かつトリビア的な要素の本ではあるが、未知の世界に会えるかもしれない。

著者プロフィール

松田行正
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』（紀伊國屋書店）で第37 回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。著書に、『デザインってなんだろ?』（紀伊國屋書店）、『デザインの作法』（平凡社）、『にほん的』（河出書房新社）、『独裁者のデザイン』（河出文庫）、『眼の冒険』『線の冒険』（ちくま文庫）、『RED』『HATE !』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』『アート& デザイン表現史』『戦争とデザイン』『宗教とデザイン』（左右社）などがある。

「2023年 『グラフィック・ビートルズ(3,600円+税、牛若丸・Book&Design)』 で使われていた紹介文から引用しています。」