- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434082191
作品紹介・あらすじ
1982年、まだ美しかった横浜——。風変わりなおんぼろ塾で、あたしたちは出会った。ロケット花火で不良どもに戦いを挑み、路地裏を全力疾走で駆け抜ける! それぞれが悩みや秘密を抱えながらも、あの頃、世界は輝いていた。——作者が実際に体験した“かけがえなき愚行の日々”をもとに綴った、懐かしくも切ない物語。
感想・レビュー・書評
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おもしろかったですが、卒業後の話も読みたかったです。
楓が亡くなってしまうのはわかったのですが、それまでの話とか知りたかったです。 -
あのころの、かけがえなき行動、時間、友情、環境で、
うらやましいとおもわせるこの本は、だからこそ良作。
すがすがしく、読み終えられるね。 -
本気で大好きです。
心が温かい気持ちになります。 -
面白いんだけれどどこかでリアルが邪魔する本。
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この本を読んでいると、
自分も一緒になって『青木学院』にいるような気分になれた。<BR>
この本の登場人物達は、“感情の共有”をしていると私は思う。<BR>
それだけでも、すごい事なのに、読んでいる私にまで“感情の共有”をさせてしまうのが、さらにすごい!!<BR>
私はこの本を、真夏の8月2日に読んだのですが、夏の暑さが物足りなくなるほど、全身が熱くなった。<BR>
そして、セリフがおもしろい!<BR>
ギャグか?!って思えるほど面白い。<BR>
ぜひ、映画化してほしいな。<BR><br>
この本は、実話の物語だ。<BR>
現代では絶対あり得ない!と思っていたが、読み返したりするうちに、あり得る、と思うようになった。<BR>
確かに、こんな奇想天外な塾で、こんなに素晴らしい仲間に出会える事は、なかなかある事じゃないと思うけれど、人は人それぞれの『ワンダフル・ワールド』に出会えるのだと思う。<BR>
少しつまらなく感じていた生活に、「私も『ワンダフル・ワールド』を見つけなければ!」という気持ちを目覚めさせてくれた、大切な本。<BR>