21世紀のあくび指南: 志の輔・宗久おもしろ落語対談

  • ざぶとん亭風流企画
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434102486

感想・レビュー・書評

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  • 立川志の輔さんと玄侑宗久さんの落語についての対談。
    初対面とは思えないほど意気投合する2人。
    「(爆笑)」なんてなかなか他の対談集ではお目にかかれないのに、この本にはたくさん出てくる。
    その都度爆笑する志の輔さんと宗久さんを想像するのはとても楽しかった。

    10の演目が取り上げられていて、かなり深いところまで話がおよんでいる。
    あらすじ付きなので知らない話もなんとかついていけたけど、実際に聞いてからまた読みたいなと思う。
    実際に話している落語家さんが何を考えているかという話も、お坊さんが落語の中のお坊さんをどう見るかという話も、どちらも私には新しくて驚きの連続だった。

    落語だけでなく、志の輔さんと宗久さんのこともますます気になってきた。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「お坊さんが落語の中のお坊さんをどう見るか」
      それは知りたいかも。。。
      もし落語を聴く機会がなかなか訪れそうになかったら「滝田ゆう落語劇場」...
      「お坊さんが落語の中のお坊さんをどう見るか」
      それは知りたいかも。。。
      もし落語を聴く機会がなかなか訪れそうになかったら「滝田ゆう落語劇場」でもお読みください。漫画ですが「あくび指南」「茶の湯」「芝浜」「死神」が載ってて落語の情緒をよく伝えていると思いますので。。。
      2012/05/23
    • takanatsuさん
      オススメありがとうございます!

      聞きたいお話はたくさんあるのですが、なかなか機会を作れずにいるので読んでみたいと思います。
      特に「茶...
      オススメありがとうございます!

      聞きたいお話はたくさんあるのですが、なかなか機会を作れずにいるので読んでみたいと思います。
      特に「茶の湯」は1番聞きたいお話なので、嬉しいです。
      2012/05/23
  • 落語家と僧侶の対談。「あくび指南」「寿限無」「蒟蒻問答」などの落語のネタを大事にくりひろげるやりとりは面白くも深い内容。読み終わった後に無性に落語が聞きたくなります。

  • 落語が好きな人ならきっと楽しめる。
    小難しいことをサラッと流しているのも粋。
    3以上4未満な感じ。

  • 20/1/8

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著者プロフィール

富山県生まれの落語家、司会者。1983年、立川談志に入門。90年、真打昇進。古典から新作まで幅広い芸域で知られる。新作落語「歓喜の歌」が映画化。芸術選奨文部科学大臣賞受賞、紫綬褒章受章。

「2022年 『大河への道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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