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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434231957
感想・レビュー・書評
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弟子の 山下聖美 が 師匠 清水正 の 宮沢賢治 童話論をまとめた本
清水氏の童話解釈は ユニーク。賢治童話のメルヘンの表層を剥ぎ取って、悪やエロスの深層を読み取っている。教科書的ではないが、今まで読んだ賢治論の中でダントツに面白い。
「春と修羅」と「農民芸術概論」以外は読む気なかったが、童話も読んでから この本を再読予定
清水正氏の賢治童話へのアプローチは 終始一貫していて、理論として体系化している
*死と復活のキリスト
*現実に生きる我々という存在
*無反省と能天気な主人公
*オイディプス的野望と挫折
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