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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784475018630
作品紹介・あらすじ
従来の音声学の概説書では、強勢、声調、音調、リズムの面における扱いの不備が目立つので、その整理に意を注いだ。さらに、音声の分類に首尾一貫性をもたせ、図版を大量に掲示して理解を深めるように努めた。また、最近の言語学習の実情から、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語の語例を数多くあげて、これら言語の音声実態を明らかにした。
感想・レビュー・書評
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大学院入試の資料として。
暗記傾向(母音台形とか子音表とか) のあった大学での音声学の授業と比べ、
こちらは詳しい説明と図解もあるため丁寧に学習出来ます。
練習問題も豊富で、うまく使えばかなり役立つと思います。
内容的には、音響音声学(声の音波)について書かれていたのはありがたかったです。
今まで「調音音声学以外は分野違い」と思って放置していましたが、
「第1第2フォルマントが母音の本質」とわかり、考えを改めました。
学校にスペクトログラフがあれば、もっと早く教われただろうか…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先生の音声学テキストでもかなり引用されている本だし。一般音声学で、日本語なら、やっぱりここなのかな。
音声学各論よりも音韻論に関して読みたくて借りてきました。
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