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- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784476012224
感想・レビュー・書評
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1913年にアジア人初のノーベル文学賞作家となったインド人、タゴールの著作。
彼の感性による世の中の捉え方、宗教の本質、芸術のありようを叙述したもので、その感性は学者というよりはインド人らしい思索詩人のそれである。
体系的とは言いがたく、一個の哲学というよりは、一個の人間と向き合うつもりで読むのが良い。
詩集ではなく思想集であり、長編ではあるが、和訳詩にありがちな収まりの悪さを感じずに済む為、彼の思想を理解する為にはむしろ最初に読む方がいいだろう。
ステップアップとしては彼自身が英訳した詩集「ギーターンジャリ」などがいいのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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