りすのスージー (ゆかいなゆかいなおはなし 新装版)

  • 大日本図書
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  • Amazon.co.jp ・本 (66ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784477020822

感想・レビュー・書評

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  • 大日本図書の世界の翻訳幼年童話集「ゆかいなゆかいなおはなし」シリーズ。
    https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=1005

    挿絵がアーノルド・ロベルだあ。

    リスのスージーは樫の木のてっぺんに住んでいます。どんぐりのスープを作り、きれいに掃除をし、空の星を見ながら眠ります。
    でもある時暴れん坊のアカリス一団がやってきて、スージーの心地の良い住処を乗っ取ってしまったんです。
    スージーがたどり着いたのは人間の納屋。そこには使われなくなった人形の家が。まあ、すてきなおうち。スージーは人形の家を綺麗にお掃除して住むことにしました。そして納屋に放置されていた三人のおもちゃの兵隊を人形の家に入れて、面倒を見てあげます。
    居心地の良い新しい絵、かわいいへいたいさんたち。でもスージーは、樫の木の家が忘れられません。そんなスージーをみて、兵隊さんたちは「スージーのために!」とアカリスを追いはらったんです!
    樫の木のおうちに帰ったスージーは、またお星さまを見ながら眠ることができました。そしてへいたいさんたちは人形の家からスージーの家にお食事にくることになったんですよ。

    ===
    お話も挿絵もかわいいかわいい。
    スージーがかわいい。人形の家かわいい。
    面倒見の良いスージーに懐いた強いへいたいさんたちが張り切るのもかわいい。
    自分のお家はいいよね。お家ができた兵隊さんたち嬉しいよね。

  • よく働くスージー。どんなに立派でも自分のおうちが一番だなって思うところに心温まります。

  • 古き良き正統派の幼年童話の趣。挿絵はアーノルド・ローベル。

  • 「スージーはカシの木の上の居心地のいい家に住んでいた。そこに、アカリスたちが押し入って来た!喧嘩ばやくて乱暴で、スージーはあっという間に追い出されてしまった。」

    (『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部 より)

    自然の豊かさ、世話好きスージーの優しい心、スージーを助ける兵隊たちの思いやりに心が温まる。

  • 自分の住み家、家をきれいにしておく事は、大切ね❣️

  • 居心地のよい自分の居場所って何だろう?そんなことを考えさせてくれる本。児童書ですが深いです。自分のおうちを大切にしようという気持ちが湧きあがってきます。

  • りすのスージーはかわいい灰色のりす。働き者で、高い木のてっぺんの家で暮らしています。でもある時、暴れん坊の赤リスの一団がやってきて、スージの家を占拠してしまいます。
    追い出され、かわいそうなスージーは、古い人間の家に入り込みます。そこにはドールハウスがあり、おもちゃの兵隊達がいました。
    長く箱の中にしまわれていた兵隊たちは、スージーと一緒にドールハウスで楽しく暮らすようになるのですが、スージーの本当の願いは、木のてっぺんのもとの我が家。兵達たちは、スージーの願いをかなえるべく、赤リスたちから家を取り戻してあげます。
    めでたしめでたし。

  • 明るくて優しい、働き者のりすのスージー。わたしは孫がいてもおかしくない年齢ですが、図書館から借りて以来スージーなしではいられなくなり、購入しました。それから何度開いたでしょう? スージーが大好きです。 

  • なんだか最近気に入っている「ゆかいなゆかいなおはなしシリーズ」。新装版で綺麗だし。アカリスたちに追い出されたリスのスージーが、助けたおもちゃの兵隊に助けられるおはなし。かわいいしめでたしで終わるけれど、同シリーズの他の作品に比べると展開がやや弱い気が??

  • 小学生の頃大好きだった本と再会できてうれぴよ

  • 5歳半

  • アーノルド・ノーベルさんの絵本はハズレがないですね。物語も絵もとてもすてきです。クルクルと表情の変わるリスの絵を眺めるだけで癒されます。

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