- Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478000342
感想・レビュー・書評
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授業で仕方なく読んだ
何回読んでも内容が入ってこない、翻訳がわかりにくい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「なんじゃこりゃ」の一言。
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John.P.Kotterの提唱する、組織変革を成功に導くための、
8段階の変革プロセスについて寓話を用いて紹介している本。
John.P.Kotterの提唱する変革プロセスは、以下の8段階である。
<準備を整える>
・危機意識を高める
・変革チームをつくる
<すべきことを決定する>
・変革のビジョンと戦略を立てる
<行動を起こす>
・変革のビジョンを周知徹底する
・行動しやすい環境を整える
・短期的な成果を生む
・さらに変革を進める
<変革を根づかせる>
・新しい文化を築く
著者曰く、寓話にすると読みやすく、読者層を限定しないという
利点があるという。
物語としては、ペンギンが主人公で、住み慣れた氷山が溶けてし
まうかもしれないという危機を知ることから始まる。その危機から
脱するための変革プロセスをペンギンたちの行動をとおして、理解
していくという構成。
明確には書いてないが著者のメッセージを解釈すると寓話なので
細かいことは気にせず、読むのが流儀ということ。なぜ、ペンギンが
人間のような会話をするんだろう?なぜ、ペンギンがカバンをもって
出かけるのだろう?なぜ、ペンギンの幼児が通う幼稚園があるのだ
ろう?なんで、プレゼンでパワーポイントの資料を用いようとするの?
そもそも、人間のような器用な指があるのかなぁ?などなど。読み
進むと、後半はノマドワーカーを連想させる。
個人的には寓話より、ビジネス書のようなよくある構成のほうが
すんなり理解できるように感じた。寓話だと1回読んだだけでは、
8段階の変革プロセスについてあまり理解ができなかった。
物語の終わった後に、まとめとしての8段階の変革プロセスにつ
いての要約がある。
印象に残ったのは、この本だけではなく、こういったたぐいの
本によく出てくる指南として、「小さな成功体験の積み重ねが次の
成功を生む」ということ。これは、ほかの様々なビジネス書等でも
同じようなことが載っていることがある。 -
20120102