億万長者のビジネスプラン―ちょっとした思いつきとシンプルな商品があればいい
- ダイヤモンド社 (2009年7月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478005347
感想・レビュー・書評
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ゼロからビジネスを立ち上げるのにヒントとなる本。内容はやや古いものの、現代でも十分通用すると思う。ネットワークビジネスとか出てくるので怪しさは残るが、参考になる部分だけ拾って読めば問題はない。
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色々な成功事例があって自分に参考成るものもある。面白かった。
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億万長者という文言は省けるが、ビジネスプランの参考書です。
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私は、ゆくゆくは夫と事業をしたいと思っている。
来年は、その夢に向けて、たとえ小さくても何らかの第一歩を踏み出したい。
そんな来年に備えて、いい刺激になることを期待して購入した一冊。
ビジネスを軌道にのせた例(主に売り方、販売方法について)が、これでもかと紹介されている。
でも、ダラダラと紹介されているわけではなく、成功例を8つの類型に分類し、1つの類型につき10例ほどが紹介されていく形式だ。
なかにはピンと来ないものもあるけど、これだけ豊富に例が紹介されていると、3-4個は心にひっかかるものがある。インスピレーションが刺激される本だ。
それに、これだけの例があれば、販売方法のケース集としても使えそう。将来、実際にやりたい事業が見定められたら、どういう販売方法がいいのか、読み直してみるのもいいかもしれない。
神田昌典さんの初期の目標として「日本一のダイレクト・マーケッターになる」というのが神田さんの本に紹介されているのだが、実は私、「ダイレクトマーケッターって何だろう?」って思っていたw
この本を読んで、「ダイレクトマーケッター」の意味がわかったのも一つの収穫だったりする。
【特に印象的だった箇所:本文から引用させていただいています】
・ ありふれたビジネスを革新する。クリーニング店、書店、ドーナツショップなど、ありふれたビジネスでも、本業を抜かりなくおこなって顧客に満足を与え、本業に関連する気の利いた副業を手がける。アメリカでゼロからミリオネアになった人は、これらのビジネスに携わる人が最も多い。
・ ラスベガスでカジノ・ホテルを経営するボブ・ストゥバックの例について:ボブは特別プランを買った人がすぐに泊まりたいと言っても対応不可能な1万5千人分を毎月売っている。そして、396ドルを払って特別プランを購入した人が実際に宿泊するのは数ヵ月後。ホテルは無利息で何十万ドルもの融資を受けているのと同じことになる。ボブのように「断りがたいほど魅力的なオファー」をどのようにビジネスに組み込むか。
・ テレビの放送原稿を起こしたトランスクリプトを販売するジャーナル・グラフィック社の例について:成功しているすべてのサービス事業の基本をしっかりと押さえている。つまり、顧客が独自でやるよりも低コストで、より早く便利に、必要とされているサービスを届けることができるのだ。
・ ミリオネア起業家の多くは、”大きな考え”が唯一の財産だったときに、
それを大勢から大声で笑われた経験をしている。とてつもなく大きな目標を持つと、普通以上にパワーとエネルギーを得られるらしい。