伝説のホテルマンが説く IT企業のホスピタリティ戦略―ISFnetの成長モデルにみる技術者を営業マンに変える法
- ダイヤモンド社 (2010年1月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478012604
感想・レビュー・書評
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おもてなしの心が大事。
技術は教えれば誰でも習得出来るが、人柄はそうはいかない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ううう・・・タイトルにだまされた。<br />なんて中身が薄い本なんだ。<br />別に著者の考え方を攻めはしないが、読み物としてこの本はいかがなものかと。
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リッツカールトンで働いていた著者。
クレドカード 理念と行動指針が記されたラミネートカード
リッツカールトンはクレドを中心にしてホテル運営をしている。
書いてあること「リッツカールトンホテルは、お客様への心の込もったおもてなしと快適さを提供することをもっとも大切な使命と心得ています。」
これをもって、具体的に行動を説明できることが必要である。 -
■ きっかけ:記念品として会社の部に頂戴した
IT 関連派遣会社にホスピタリティーを導入するまでのドキュメンタリー
リッツカールトンの元ホテルマンが、ホスピタリティーを、それとは遠い存在にある IT 系派遣会社(ISFNet)に導入するお話。技術レベルが拮抗し、差別化が図りにくくなった業界に、ホスピタリティーで一歩抜きに出ることができるという事例でもある。後半は著者 林田氏による、ホスピタリティーの意味、利点、習得の方法などを説明している。
IT 系派遣会社をケーススタディーとして、ホスピタリティー論を展開した本書ではあるが、それより派遣会社の社長(渡邉 幸義氏)の人柄に興味をそそられた。
IT 系なのにホスピタリティーを導入しようとした突飛な発想と情熱。障害のある方々、ニートと言われる人々も IT 系であれば、戦力となれると関連会社を設立、NPO(Future Dream Achievement)にも力を注いでいる。
本文中に氏のスケジュール、To Do が書かれたノートの写真が掲載されている。4 時起床、その後子供と英語の勉強と記載されていた。同じ子を持つ親として共感した。