- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478021996
作品紹介・あらすじ
大学の講義として、 また、社会人(学生)向けのワークショップ「自分をつくる学校」でも 大人気のキャリア「授業」が一冊の本になりました!
自分のキャリアを ・ライスワーク(食べるための仕事)と ・ライフワーク(生きがいややりたいこと)の2本軸で考え、 地図を描くことで、自らのキャリアの現在地と向かう先がわかる。 それが「キャリア未来地図」です。
感想・レビュー・書評
-
ネットワーク時代の新しいキャリア開発の仕方・考え方。
ライスワーク・ライフワークという呼び方で、現在の仕事・職場にいながら、趣味・特技で収入をアップさせようというもの。副業とはちがう。
仕事と生活は密接なつながりがある、反面で独立したものではないということだろう。
リスクは少ないが、本当にこの方法でよいのか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非常に前向きな内容で、モチベーションが高まる本。
ライスワーク(食べるために、会社でやる仕事)一辺倒だったり、ライスワークとプライベートを完全に切り分けて考えるべきではない。そうではなく、ライスワークとライフワーク(自分がやりたいことや趣味を特技までに昇華させた活動)の両方を、シナジーを産み出しながら高めていくのがよい。全くその通りだと思う。ここまでいけたらすごく人生が楽しいだろうなと想像できる。
多くのサラリーマンにとって難しいのは、ライフワークのほう。まず、趣味とかプライベートの活動を持つこと。とことんそれを極めること。参加する、消費する側ではなく、主催する、産み出す側になっていくこと。そして価値のある「特技」にできたら、ライスワークとライフワークのシナジーに持っていける。 -
ライスワークとライフワークの違いについて、きちんと向き合うきっかけとなりました。
想像 : 仕事 : 特技
消費 : 労働 : 趣味
ライスワーク: ライフワーク
会社組織は縦と横のつながりでできている
・縦 組織➡ミッション➡命令➡査定➡結果
・横 暗黙ルール➡個人➡自由➡自立➡賞賛
ニーチェ 悲劇の誕生
アポロン↔ディオニュソス
価値構造分析 原尻淳一 セルフブランディングの学校
会社組織には幅がある➡一時的に社外に活路を求めるヨコ展開
会社組織はタテとヨコ比率
社内にも社外にも箱=活動の領域がある。今入っている箱に違和感があっても、すぐに逃げてはダメ
クラスター分析 CRM
何かをすれば、何かが返ってくる報酬の仕組み➡やっただけの経験値➡ゲームも同じ
お金、立場、感謝(魂のごちそう)
創造の領域まで達した人は、消費領域では受け取れない報酬がある
二重螺旋キャリア
時間給➡労働ゾーン お金➡成果と関連なし➡作業
成果給➡プロジェクトリーダークラス、管理職以上 プロセスを自分で考えて作り上げる 途中はどうであれ、最後には結果を出さなければいけない。
ライフワーク➡印税 想像領域に入ったライフワークにはお金を払いたいと思う人がいる
報酬とアウトプットは循環する
立場➡仕事がしやすくなるが最大のベネフィット➡入ってくる情報の量➡自分が権限を持ったなら、迷わずやりたかったことができる➡オファーがくるようになる
アウェイで活躍してこそプロフェッショナル
前に進むことは怖い。それは自然な感情。ただその先にはまた別の報酬が待っている。一歩踏み出す勇気❗
自由➡やらされ仕事か減っていく
ライフワークからの収入があると、ライスワークでも強気になれる
労働ゾーンにいる人が求める自由➡逃避
自己実現➡名前が残る
アメリカの心理学者 アブラハム・マズローの欲求段階説➡五段階のピラミッド図
他者という観客=評価者の存在
マズロー 人間性の心理学
自分自身、最高に平穏であろうとするなら、音楽家は絵を書き、詩人は詩をかいていなければならない。想像や表現をしないと、自己実現には至らない。 -
ライスワークとライフワークの2軸で考える新しい働き方。ライスワークは、労働から仕事へ高めていき、ライフワークは、趣味から特技に高めることを目指そうと展開。仕事と特技にシナジーが生まれるような「キャリア未来地図」の描き方を指南してくれる一冊。前のめりな気持ちで読めました。
-
『ライスワーク』という言葉に興味があり読んだ本。そういう働き方もあるよねと思った本。私の働き方はこういうのがしたいなと思わせてくれた本。
-
キャリアは「OR」ではなく「AND」。
人生を「ライスワーク」と「ライフワーク」の2軸で高めていくという考え方でのキャリア論。
腹にすとんと落ちる内容だった。
キャリア未来地図も、載っている図から自分用に作成しやすく分かりやすい。 -
キャリアをどう描くか?
→ANDの発想で、ライスワークではやりがい、ライフワークでは生きがいという二つを追求していく
消費者から創造者になることで価値を自分で作っていく
キャリアとはノウハウとエネルギーの蓄積 -
キャリア形成の本。
ライスワーク(食べるための仕事)とワイフワーク(趣味、特技などの延長で行う仕事)の繋がり等を踏まえ、どのようにキャリアを形成するか。
まずは、今の仕事に全力を注ぐ。そして、趣味なども並行して習得する。この両立が一番難しい。
私のように不器用であれば、とりあえずどちらかでも習熟することに注力するようにすれば、いずれ門戸が開かれるかもしれない。
やらないよりやる。このことに限ります。