生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478101575

感想・レビュー・書評

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  • p.5
    成長するとは、新たな知識や技術を習得することでも、英語がうまくなることでもありません。それらを駆使して仕事の生産性を上げることができたかどうか。それがすべてである。

    p.6
    日本と米国の組織を比較したとき、「リーダーシップ」と「生産性」以外には、その人材力や組織力を左右する決定的な要因は何もない。

    p.76
    成長する=生産性が上がる
    生産性向上による成長サイクル
    ⑴今まで何時間かかってもできなかったことが、できるようになった
    ⑵今まで何時間もかかっていたことが、1時間でできるようになった
    ⑶今まで1時間かかって達成していた成果よりはるかに高い成果を、同じ1時間で達成できるようになった
    ⑷⑵⑶により浮いた時間が、別の「今まで何時間かかってもできなかったこと」のために使われ、⑴に戻る。

    p.164
    マネージャーの仕事とは、トレードオフが存在する状況に置いて判断を下すことである。言い換えると「決断すること」と「リスクに備えておくこと」である。

    p.224
    多角的な議論を行うための代表的な手法として、誰かが「デビルズ・アドボケイト(悪魔の代理人)」を演じることが挙げられる。

  • 前著「採用基準」とセットで読むべき本だと思う。個人的にはP188の図が印象的だった。確かに生産性の高い人とそうでない人の違いは、一つひとつの動きについてのスピードの差ではなく、アウトプットまでの無駄な動きの少なさだと思う。改めて強く意識して実践していきたい。

  • 人材・チームの生産性を上げるにはどうすればよいかという問題提起の本。ボトルネックは何なのか正確に掴む必要がある。
    残業時間が多いから、上限を設けるという発想ではなく個人の業務効率をどうあげるかにフォーカスされるべきだという話は非常に納得度が高かった。
    自分にしかできない仕事を作らず、ノウハウ化しろ。

  • 人事屋のための生産性の本

  • 思った生産性の切り口ではありませんでした。前作の方が良かったたかな。

  • 自分自身の生産性、チームや所属部署の生産性、会社全体の生産性、業界の生産性。何のために高めるのか、どうやって高めるのか、そもそも生産性とは何か。

    生産性を高めるためのマニュアル本やハウツー本は巷に溢れていますが、その大前提となる考え方が説明されています。自分の芯となる考え方に出会えて良かったです。

  • 2021/02/23
    読み直し。。やっぱりいい事書いてある。しっくりくる。
    これを具体的行動にして実行していかなければならない。
    今回のアウトプット
     Goodnotesに書籍の写真と手書きメモ。
     新しい読書の残し方。これ結構いいかも。

  • 生産性の低い会社にいると、この本はまさに「共感の嵐」だ。ページを捲るたびに「そうなんだよなぁ〜」と何度も頷いた。今の会社に勤めてから、しばらく見返していないが、もう一度読み直してみようかと思う。

  • 読んだその日から仕事で使える、実践的な本

  • 仕事を効率に全て置き換えて説明している。説明が綺麗で納得はあるけど、生産性とか効率化に意識が高い人に刺さる感じかな。
    自分はそこまで。

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著者プロフィール

キャリア形成コンサルタント。兵庫県出身。一橋大学法学部を卒業後、日興證券引受本部(当時)を経て、カリフォルニア大学バークレー校でMBAを取得。1993年から2010年末までマッキンゼー・アンド・カンパニー、ジャパンにて、前半はコンサルタント、後半は人材育成や採用マネージャーを務める。2011年に独立し、文筆・発信活動を続けるほか、リーダーシップ教育や生産性向上のための啓蒙活動にも従事。著書に『採用基準』のほか『生産性』(ダイヤモンド社、2016年)などがある。

「2012年 『採用基準』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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