競争戦略論 1

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478200506

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと事例が古くなってる部分はあるけど、ホネの部分は今でも十分通じるものがあるかな。

  • ポーターのベスト論文集ともいうべき本で、「マイケルポーターの競争戦略」という解説本を読んだ直後だったこともあり非常にすんなりと頭に入った。ポーターの戦略論は何度読んでもシンプルだが鋭い。戦略とはいかに独自性のある価値ポジションを作り、同時に活動システムを特別に調整し結びつけることである(活動間のフィット)。そうすることによって他企業が模倣できない競争優位をつくり、維持し続けることが可能となる。オペレーションの効率追求は戦略ではない、戦略とは何をやらないかの選択、トレードオフである、というメッセージは強烈であり、日本企業への批判もされている。また情報技術の活用に関する論文は1985年発表とのことだが、インターネットどころかパソコンの普及さえままならない時代にこれだけのことが書かれていることに驚くばかりである。

  • 書いてある内容は理解できるが、そもそも論文集なので、なかなかスッとはいってこない方もいると思う。そのため、本書を噛み砕いた別の本と併用をすすめる。また、役立つか役立たないかというと、書いてる内容は、過去の事例紹介などを含め体系だっており、間違いなく役立つ必読の一冊。

  • 「オペレーション効率の継続的改善は、卓越した収益性を実現するための必要条件である。だがそれは十分条件にはならない。」「オペレー新効率の相対的な優位は誰も成功を手にしない結果に終わる。」長所を伸ばし、短所も同時に強調することで個性を際立たせる
    =戦略。合理性を追求すると結果を誤る。

  • 企業の競争に関わる戦略をフェーズごと業種ごと等に分け様々な切り口から分類分析している本。
    企業、産業ベースに様々な事象を分析しているのだが、現在の状況をやはり若干古いため見ると当てはまるところと当てはまらないところとを自分で判断しなければいけないかと考えられる。

  • 収益を競合より得るには競合より高い価格か低いコストを実現すればよい。ぜんしゃは 戦略的ポジショニングの差(競争戦略)、後者はベストプラクティスの実現。6
    戦略策定の本質は「競争への対応」。市場シェアを巡る争いにおいては競争は競合企業というカタチでハッキリと現れるとは限らない。個々の業界における既存の競合企業を超えたところに存在する。買い手、供給業者、新規参入、代替製品を既存競合企業に加えなければいけない(33)
    ハイパーコンペティション(大競争)68
    オペレーションの効率化は必要条件であって十分条件ではない。オペレーション効率をたよりに長期にわたって競争に勝ち残り治づけた企業はほとんど存在しない。(73)
    競争戦略の本質は差別化である。つまり意図的にライバルとは異なる一連の活動を選び、独自の価値を提供すること。76
    維持可能な戦略的ポジションの構築にはトレードオフが必須。(93)

  • 産業クラスター論

  • 2005年 3年卒論向け課題図書

  • こっちのポーターはやっぱ5つの要因が山です。競争優位分析にも使ったし、三田論でも読みました。その後の競争戦略論の戦略策定のチームでも使ったかな。

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