- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478320426
作品紹介・あらすじ
事業戦略を成功させるには、現在業界で当たり前になっている競争のルールに穴をあけなければならない。つまり事業に成功する人は、自分で新しい競争のルールを創り出していく人である。企業経営を陣頭指揮する異才のコンサルタントが書き下ろした、迫真の戦略ケース・スタディ。
感想・レビュー・書評
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とても分かりやすかった。戦略の立案から実現までの説明解説があり、とても実践的で、単なるコンサルタントではなく、実際に現場で事業に取り組んだ人の説得力を感じた。
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三枝三部作
何回読み直しても発見がある -
PLC、セグメンテーション等、戦略の基礎的なところが記載されている。
某ビジネススクールで勉強したところと基本的に大きく変わることがないと感じた。基本の重要性を改めて感じたと同時に、ビジネス戦略の基本は二十数年たった今でも変わらないものなのかと改めて驚いた。 -
この時期に三枝三部作の読み返しをしている。
10年も前に読んでなるほどと納得していたはずなのに、いけないことをすっかり忘れて、慢心してしまった自分をひどく残念に思う。
この本にかかれていることは、本当に基本中の基本だと思う。
基本をどれだけ真剣に考えて、実行できるか、するのかによってこの本の価値や重みが違ってくるのではないだろうか。
自分はそんな立場にないと嘆いているのではなく、その立場の中でどこまでできるのかを考えながら、ぜひ実践すべき内容だと思う。 -
実践的。少し古いが。
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6/23
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以前紹介した「V字回復の経営」を書いた三枝さんの本です。こっちの方が昔の作品ですが同じような構成。主人公が落ちぶれてしまった事業部に出向して立て直すという話。実話を元にしてるようなんでリアルです。現場感というものが伝わってきて、能書きばかりというかきれごとばかりというかの本よりは役に立つと思います。ただ、成功事例を本としてまとめていることもあってやはり成功物語という感じです。その裏の苦労がそこまで伝わってこないというか。そういう意味では「V字回復の経営」の方がオススメですね。こっちも充分面白いですけど。
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BCGが日本で一番最初に採用された人物が著者。
非常に読みやすいストーリーの展開の中で、会社を経営していく上での戦略作りからその実行まで、実際にあった具体的な事例を元に、その流れを追うことができる。経営戦略というと、お堅いイメージがあるが、この本の内容は著者が経験し、現実にあった話を読みやすいストーリー仕立てにしているので、現実味があり、かつ話の厚みも感じられる。
具体的には、【セグメンテーション】や【営業の行動の進み歩合のコード化】など実践的なものばかりだった。
また主人公が大企業から独立し、子会社の経営陣として活躍していくというお話なので、子会社の経営の疑似体験ができる。独立志向のある人にはお勧めだろう。 -
実際にあったケースをベースに事業戦略の立案方法から実行までをカバー