新版 考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則

  • ダイヤモンド社
3.76
  • (506)
  • (549)
  • (647)
  • (88)
  • (38)
本棚登録 : 9637
感想 : 582
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478490273

作品紹介・あらすじ

マッキンゼーをはじめ、世界の主要コンサルティング会社、さらにペプシコ、オリベッティ、AT&Tシステム、ユニリーバなどでライティングのコースを教えているバーバラ・ミントが、コミュニケーション力を高める文章の書き方を紹介。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古典だけあって学ぶより、学び直し。でも、だからこその原典、大事な事の気づきになる良書

  • 人に伝わる書き方がわかった。考え方は直訳のせいもあり少し難しかった。

  • コンサルとしての文書作成や社内レポート作成に押さえていくべきTIPSが網羅されているかと思うが、もっとも大事なのはピラミッド構造で書くことがキモであると学んだ。読み手から見て、分かりやすい構造になっているか。読み手に伝えなくてはいけない事柄が正しく伝わるか。これらを意識しながらピラミッド構造で頭を整理して書く習慣を身に付けたい。

  • とにかく書いている内容が難しい、かつ冗長で理解しづらかった。「入門 考える技術・書く技術」の方が分かりやすい、かつ実践的だと感じた。

  • 最も受け取ったことは、"相手ありき"の文章作成。
    読み手のために尽くすことが、自身の考えの整理にもなるという好循環が肝。
    そして最も抑えるべき原則は「ピラミッド構造」で書くこと。
    読み手が最も分かりやすいのは、まず主たる大きな考えを受け取り、そのあとに大きな考えを構成する小さな考えを受け取る並べ方だから。

    "要約力"と"抽出力"
    要約は自分が何を言いたいのかを見出し、読み手の頭の中の受け入れ態勢を準備させる。
    抽出は本質を見抜き・シンプルに表現すること。
    イメージ図も有効。
    So What?と例え話を考えることからはじめよう。

  • 再読。難しい。
    定期的に通読して、自分の日頃の文章だとか思考を見直すのが良い使い方かと思う。

  • コンサルに転職するにあたって、ロジカルシンキングを強めるための一冊として読んだ。

    本書の和訳を努めた山崎さんの「考える技術・書く技術」を導入編として読んだ上で臨み、原著の著者が強く主張している箇所をかいつまんで読んだ。ロジカルシンキングの入門書としては、皆さんがコメントするように和訳がちょっとわかりづらいのでは…?と感じた。(4章ぐらいまでは良かったけど)

    著者が主張していた大切にすべき点は、
    ①考える工程と書く工程を切り分ける
    ②導入部で相手の興味を引きつけ、ピラミッドで相手の疑問に答え続ける
    ③考える工程では縦、横、順序を意識しピラミッドを築く
    ④可能な限り帰納法を優先する
    ⑤白紙の主張は避け、グループから有意義な要約を抽出する
    ⑤書く工程では、ピラミッドが伝わるように書く

    相手に分かりやすく伝えるために、考える作業を練り上げておくことは義務である、というあとがきの言葉が響いた。この本だけでなく、ロジカルシンキングについてわかりやすい複数の書籍を読んで、特に注意すべき点をメリハリつけて理解するようにしたい。

  • とてもためになる。とても歯応えがある。
    今の力量では上澄さらっただけ。
    何度も再読し、いつか完全理解につなげたい。

  • 考える→話す→書くの順に難易度が上がっていくのは知ってますでしょうか。というわけで自分が表現したいことを、書いて伝えられる様になれば能力アップすること間違いない、ってことしかわからなかった。

    名著と呼ばれているが、難しすぎて絶望。文字が多く、内容も小難しく書いてあるページが多く自分の学力では理解できなかった。

  • ピラミッドストラクチャーに関してより詳しく学びたく購入。
    以下を実践していきたい。

    ◎OPQ分析で読み手の関心・疑問に向かう
    ・O(読み手の目的)、P(目的に対する問題)、Q(読み手から自分への要望)を、レール(売上増加等、トピックのこと)にそって書く
    →Qへの回答が、ピラミッドストラクチャーにおける主メッセージとなる

    ・読み手目線を得るために、以下を意識する
    →「読み手はこれをじっくり読む時間があるのか?」「読み手は今何に関心があるのか?」を問い続ける
    →読み手とコミュニケーションを取り、本音を把握しておく

    ◎ピラミッドストラクチャーを作る
    ・「グループ化〜要約メッセージ」「要約メッセージ〜グループ要素に分解」の双方から組む
    →前者では「So What?」が役に立つ

    ・要約メッセージが一般論にならぬようにする
    →要約メッセージとは、グループ化の根拠(各メッセージに共通する特性)を示したもの

    ・ピラミッド内全ての要素で以下を意識する
    →仮でも良いので、主メッセージとキーライン(根拠部分)を早く決め、トップダウンで作る
    →名詞表現、体言止めは禁止する
    →ごまかし言葉(見直し、再構築、適切な等)を禁止する
    →1センテンス&1メッセージにする(思考整理がゴール、本番文書を書こうとしない!)
    →接続詞「し、り、て、が(and評価)」を禁止する
    → 要約メッセージ〜グループ要素は1対1にならない(グループ要素は2つ以上存在する)(同じ内容で1対1の場合は上部に結合する)

    ・ピラミッドのロジック精度を以下で確かめる
    →要約メッセージ〜グループ要素に「繋ぎ言葉(なぜならば、たとえば、具体的には)」を適用する
    →同じ繋ぎ言葉で通れば、グループ要素間の整合性も取れている
    →ピラミッドを上から下に音読する

    ◎ピラミッドストラクチャーで文書を作る 
    ・目次は「はじめに(OPQを参考にする)〜要約(主メッセージ)〜各キーライン」で書く
    →いい目次は見た瞬間にピラミッドが浮かぶ

    ・1段落1メッセージを意識する
    →段落間のメッセージの違いを明示する
    →文頭は一文字空けても空けなくても良い

    ・ロジカル接続詞を使う
    →〜する時に、〜である一方、〜の結果、〜するためには、もし〜ならば
    →米国ライティングではandが禁止されている

    ◎ピラミッドストラクチャーを訓練する
    ・「感謝の言葉にPDF」を徹底する
    →感謝の言葉を1〜2行で冒頭に書く
    →P(主メッセージ)D(Pの判断根拠、内容説明、具体案)F(今後のアクション)

    ・1日1回ピラミッド×4ヶ月を行う
    →メールの中で中身のあるものを1つ選ぶ
    →ピラミッドは簡単に(主メッセージ&キーラインのみ、等)
    →読み手の名前とOPQを書き留める
    →10分以内で終わらせる

全582件中 1 - 10件を表示

バーバラ・ミントの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スペンサー ジョ...
エリヤフ・ゴール...
水野 敬也
クレイトン・M・...
大前 研一
ナポレオン ヒル
ジェームズ アレ...
ルイス V.ガー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×