和田裕美の人に好かれる話し方 (だいわ文庫) (だいわ文庫 E 97-1)
- 大和書房 (2008年2月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479301578
感想・レビュー・書評
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当たり前のことが書かれているのだけれど、それを実践、持続することは難しい。ただ、言葉のチョイスとテンポが良い文章を読むにつれて、「自分でもできるかも」、「やってみたい」と思わせてくれる。随所随所で、読み返したくなる一冊。
以下、memo。
■肯定から否定ではなく、肯定に続く肯定
「でも」の代わりに、「だから」を使う。
マイナスにマイナスを掛けるとプラスになる。
■思いやりの松竹梅
梅:「自分がしてほしくないことを相手にはしない」
竹:「自分がしてほしいことを相手にしてあげる」
松:「相手がしてほしいことをしてあげる」
■自分の言葉を使って表現する
本の感想
→ 「気に入ったフレーズは?」
「今後どのように自分に役立てていきたい?」
■人を動かす
「思い通りにする」ではなく、「背中を押す言葉」が大切。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者も話すのが苦手だったという点で励まされる。
女性らしい文章で非常に読みやすい。
テクニックというよりは、心の持ち方を学べる。 -
笑顔が大切。
当たり前だけどできていないことがたくさん書かれていた。
人の悪口を言う暇があったら自分を変えていこうと思えました♪ -
2011年4月26日 読了5
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以前から気になっていたんだけど、最近、特に好きな方、和田裕美さん。
Podcastの和田cafeや日経Associeのコラムは読んでいたんだけど、単行本は初めて。
まだ、半分しか読んでいないけど、感じたことを忘れないうちに。
●第一章 話す前の「第一印象」で好感を持たせる
人に好かれるためには、人を好きにならなくてはいけないとのこと。
確かに!とは思うけど、人を選ばず、やり切るのは実際には難しい。
だからこそ、「陽転思考」。
事実は一つ、考え方は二つ。
プラスで受けるか、マイナスで受けるか。プラスで考える訓練が必要とのこと。
陽転することは、ポジティブシンキングとは違うらしい。
わかったようで、わかっていないようで。。。
あと、相手が笑顔で話してくれるためには、こっちが笑顔である必要がある。
求めるのではなく、与えるのが基本。
常に「にこーー」ってしていられるように、がんばろう。
●第二章 「話す」より「聞く」ことが会話の基礎
聞くだけでなく、共感していることを伝えるのが大切。
僕は、ボキャ貧・あがり症・固い表情の3拍子が揃っているので、共感しているのを伝えるのが苦手。特に、うなづいていても、表情が固いから共感していると思われないで、「腹黒」と思われることが多い。。。
ここでも、相手の話を聞けるということは、相手の話を引き出すという、こちらから話を聞かせてくださいというアプローチがトリガーになる。その際、嫌いな人でも、「好き・好き・好き」と思って、一生懸命、耳を傾ける必要があるんだけど、やっぱり、全員にとなると難しいな。。。
●第三章 「好きオーラ」でリラックス関係をつくる
上述した「好き」という気持ちは恋人に対する感情でなく、ファンの気持ちらしい。
恋人への好きという感情だと見返りを求めてしまうけど、ファンの場合、自分が思っているだけで、見返りの期待はしない。
この「ファンの気持ち」という立ち位置で、ようやく、第一章・第二章の「にこーー」と「好き・好き・好き」を誰にでもできそうな気が、ちょっとしてきた。
あとは、人を誉めるのと、とにかく共感すること。
・・・こんな感じで前半を終了。「ファンの気持ち」という立ち位置は大収穫でした。
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ようやく読破した『和田裕美の人に好かれる話し方』の後編で感じたこと。
●第4章 話と話をつなげる
会話中、できるだけ相手の話を聞こうとするんだけど、ボキャ貧&せっかちのため、すぐに結論を切り出してしまう癖があります。ボキャ貧を解消するトレーニング方法として読書が推奨されていました。読書量でボキャブラリーは増えるとのこと。ビジネス書は簡潔に書かれているため、ボキャブラリーを増やすには不適切で、小説が適しているらしい。
でも、最近、めっきり読書が苦手になってきたので、違うトレーニング方法がないかな?
あと、話をつなげるテクニックとして、見栄やごまかしをせずに、「知りません」ということも大切らしい。これ、どんなことにも通じることだけど、大切だけど、なかなか難しい・・・。
●第5章 声は武器にも弱点にもなる
気づかない内に人をイライラさせる声があるらしい。
自分はあまり人の声を気にしないけど、自分の声は気になる。
高いから、ちょっとコンプレックス。
風邪を引いて、のどがガラガラだと、「いい声じゃん」って言われるくらいだから。
普段は、人をイライラさせているんだろうか???
●第6章 仕事のプロとしての話す力
「事実だけを機械的に伝えない」というタイトル。
人は事実だけでは動かず、感情で動くと書かれている。
ここ、難しい。。。
一つ前のブログに書いたけど、
> 想いは人を動かす。
> しかし、想いが強すぎると想いと想いがぶつかり想いが通じなくなる。
> 想いが通じなくても事実や行動は、人を動かす。
自分の想いと、相手の想いがぶつかり、想いが通じなくなるのも事実。
如何に事実を曲げずに、事実として自分の想いも重ねながら伝えるか。
また、事実と、自分の想いを切り分けて伝えるか。
感情を共有するのに、言葉で表現するだけでなく、表情や雰囲気で伝えるのがいいのかな。
この章で一番印象に残ったのが、「思いやりの松竹梅」。
梅・・・自分がしてほしくないことを相手にはしないという思いやり。
竹・・・自分がしてほしいことを相手にしてあげる思いやり。
松・・・相手がしてほしいことをしてあげる思いやり。
思いやりの松、相手に喜んでもらうためには、兎にも角にも、自分がハッピーになるのが大前提。
前編でも書いたけど、相手を思いやるスタンスとして「相手のファン」になることが大切。このスタンスになってから、自然に自分もハッピーになれるようになった。
●第7章 心に届く言葉の使い方
説得力のある話し方の条件、それは、、、
1 信頼される人であること
2 ロジカルに話せること
3 感情を表現すること
2と3はテクニックなので「うん、うん」って、すぐに理解できたけど、1は「そーだよね」って関心したと言うか、ハッとさせられた。確かに、そう。相手に理解してもらうには、まずは、自分を理解してもらわないと。また、その理解が信頼に傾いていないとね。
こんな感じで、ようやく読破。
本のタイトルは『人に好かれる話し方』だけど、最後まで読むと『人に好かれる人になる方法』だったなぁ・・・って強く思った。人に好かれるのは話し方でなく、その人自身。
好かれる人に少しでもなるにあたって、「ファンの気持ち」というスタンスと、「にこーー」は大収穫。この2つだけは、日々、実践していこうっと。
あと、ボキャ貧を克服するために小説も久しぶりに読もうかな。どんな小説がオススメですか? -
2011.2.5-2011.2.5
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この人すごくポジティブ過ぎるんだけど、さすが世界2位の営業。読んでおいて決して損ではない。塚越
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和田さんはきっと本当に人に好かれる女性なんだろうな~と思った。
キレイゴトだけじゃなくて、
本音でいろいろ書いてくれたのが人間くさくて好きと思った。
一度お会いしてみたい! -
とりあえず笑う。こちらから話をせず、できるだけ聞きましょう。
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読書期間 2009/12/30~