和田裕美の人に好かれる話し方 (だいわ文庫) (だいわ文庫 E 97-1)

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479301578

感想・レビュー・書評

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  • 当たり前のことが書かれているのだけれど、それを実践、持続することは難しい。ただ、言葉のチョイスとテンポが良い文章を読むにつれて、「自分でもできるかも」、「やってみたい」と思わせてくれる。随所随所で、読み返したくなる一冊。

    以下、memo。
    ■肯定から否定ではなく、肯定に続く肯定
     「でも」の代わりに、「だから」を使う。
     マイナスにマイナスを掛けるとプラスになる。

    ■思いやりの松竹梅
     梅:「自分がしてほしくないことを相手にはしない」
     竹:「自分がしてほしいことを相手にしてあげる」
     松:「相手がしてほしいことをしてあげる」

    ■自分の言葉を使って表現する
     本の感想
      → 「気に入ったフレーズは?」
        「今後どのように自分に役立てていきたい?」

    ■人を動かす
     「思い通りにする」ではなく、「背中を押す言葉」が大切。

  • 著者も話すのが苦手だったという点で励まされる。
    女性らしい文章で非常に読みやすい。
    テクニックというよりは、心の持ち方を学べる。

  • 笑顔が大切。

    当たり前だけどできていないことがたくさん書かれていた。

    人の悪口を言う暇があったら自分を変えていこうと思えました♪

  • 2011年4月26日 読了5

  • 以前から気になっていたんだけど、最近、特に好きな方、和田裕美さん。

    Podcastの和田cafeや日経Associeのコラムは読んでいたんだけど、単行本は初めて。
    まだ、半分しか読んでいないけど、感じたことを忘れないうちに。


    ●第一章 話す前の「第一印象」で好感を持たせる

    人に好かれるためには、人を好きにならなくてはいけないとのこと。
    確かに!とは思うけど、人を選ばず、やり切るのは実際には難しい。

    だからこそ、「陽転思考」。
    事実は一つ、考え方は二つ。
    プラスで受けるか、マイナスで受けるか。プラスで考える訓練が必要とのこと。
    陽転することは、ポジティブシンキングとは違うらしい。
    わかったようで、わかっていないようで。。。

    あと、相手が笑顔で話してくれるためには、こっちが笑顔である必要がある。
    求めるのではなく、与えるのが基本。
    常に「にこーー」ってしていられるように、がんばろう。


    ●第二章 「話す」より「聞く」ことが会話の基礎

    聞くだけでなく、共感していることを伝えるのが大切。
    僕は、ボキャ貧・あがり症・固い表情の3拍子が揃っているので、共感しているのを伝えるのが苦手。特に、うなづいていても、表情が固いから共感していると思われないで、「腹黒」と思われることが多い。。。

    ここでも、相手の話を聞けるということは、相手の話を引き出すという、こちらから話を聞かせてくださいというアプローチがトリガーになる。その際、嫌いな人でも、「好き・好き・好き」と思って、一生懸命、耳を傾ける必要があるんだけど、やっぱり、全員にとなると難しいな。。。


    ●第三章 「好きオーラ」でリラックス関係をつくる

    上述した「好き」という気持ちは恋人に対する感情でなく、ファンの気持ちらしい。
    恋人への好きという感情だと見返りを求めてしまうけど、ファンの場合、自分が思っているだけで、見返りの期待はしない。
    この「ファンの気持ち」という立ち位置で、ようやく、第一章・第二章の「にこーー」と「好き・好き・好き」を誰にでもできそうな気が、ちょっとしてきた。

    あとは、人を誉めるのと、とにかく共感すること。


    ・・・こんな感じで前半を終了。「ファンの気持ち」という立ち位置は大収穫でした。

    =================


    ようやく読破した『和田裕美の人に好かれる話し方』の後編で感じたこと。

    ●第4章 話と話をつなげる

    会話中、できるだけ相手の話を聞こうとするんだけど、ボキャ貧&せっかちのため、すぐに結論を切り出してしまう癖があります。ボキャ貧を解消するトレーニング方法として読書が推奨されていました。読書量でボキャブラリーは増えるとのこと。ビジネス書は簡潔に書かれているため、ボキャブラリーを増やすには不適切で、小説が適しているらしい。
    でも、最近、めっきり読書が苦手になってきたので、違うトレーニング方法がないかな?

    あと、話をつなげるテクニックとして、見栄やごまかしをせずに、「知りません」ということも大切らしい。これ、どんなことにも通じることだけど、大切だけど、なかなか難しい・・・。

    ●第5章 声は武器にも弱点にもなる

    気づかない内に人をイライラさせる声があるらしい。
    自分はあまり人の声を気にしないけど、自分の声は気になる。
    高いから、ちょっとコンプレックス。
    風邪を引いて、のどがガラガラだと、「いい声じゃん」って言われるくらいだから。
    普段は、人をイライラさせているんだろうか???

    ●第6章 仕事のプロとしての話す力

    「事実だけを機械的に伝えない」というタイトル。
    人は事実だけでは動かず、感情で動くと書かれている。
    ここ、難しい。。。

    一つ前のブログに書いたけど、
    > 想いは人を動かす。
    > しかし、想いが強すぎると想いと想いがぶつかり想いが通じなくなる。
    > 想いが通じなくても事実や行動は、人を動かす。
    自分の想いと、相手の想いがぶつかり、想いが通じなくなるのも事実。

    如何に事実を曲げずに、事実として自分の想いも重ねながら伝えるか。
    また、事実と、自分の想いを切り分けて伝えるか。
    感情を共有するのに、言葉で表現するだけでなく、表情や雰囲気で伝えるのがいいのかな。

    この章で一番印象に残ったのが、「思いやりの松竹梅」。
    梅・・・自分がしてほしくないことを相手にはしないという思いやり。
    竹・・・自分がしてほしいことを相手にしてあげる思いやり。
    松・・・相手がしてほしいことをしてあげる思いやり。

    思いやりの松、相手に喜んでもらうためには、兎にも角にも、自分がハッピーになるのが大前提。
    前編でも書いたけど、相手を思いやるスタンスとして「相手のファン」になることが大切。このスタンスになってから、自然に自分もハッピーになれるようになった。

    ●第7章 心に届く言葉の使い方

    説得力のある話し方の条件、それは、、、
    1 信頼される人であること
    2 ロジカルに話せること
    3 感情を表現すること

    2と3はテクニックなので「うん、うん」って、すぐに理解できたけど、1は「そーだよね」って関心したと言うか、ハッとさせられた。確かに、そう。相手に理解してもらうには、まずは、自分を理解してもらわないと。また、その理解が信頼に傾いていないとね。


    こんな感じで、ようやく読破。

    本のタイトルは『人に好かれる話し方』だけど、最後まで読むと『人に好かれる人になる方法』だったなぁ・・・って強く思った。人に好かれるのは話し方でなく、その人自身。
    好かれる人に少しでもなるにあたって、「ファンの気持ち」というスタンスと、「にこーー」は大収穫。この2つだけは、日々、実践していこうっと。

    あと、ボキャ貧を克服するために小説も久しぶりに読もうかな。どんな小説がオススメですか?

  • 2011.2.5-2011.2.5

  • この人すごくポジティブ過ぎるんだけど、さすが世界2位の営業。読んでおいて決して損ではない。塚越

  • 和田さんはきっと本当に人に好かれる女性なんだろうな~と思った。
    キレイゴトだけじゃなくて、
    本音でいろいろ書いてくれたのが人間くさくて好きと思った。
    一度お会いしてみたい!

  • とりあえず笑う。こちらから話をせず、できるだけ聞きましょう。

  • 読書期間 2009/12/30~

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著者プロフィール

和田裕美(わだ・ひろみ)
作家、京都出身。
外資系教育会社での勤務経験から『世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本』を上梓しデビュー。著書の累計は230万部を超え、女性ビジネス書作家の先駆けと呼ばれている。『ファンに愛され、売れ続ける秘訣』『人に好かれる話し方』『人生を好転させる「新・陽転思考」』小説『タカラモノ』、そしてロングセラーとなる『和田裕美の営業手帳』など著作多数。華々しい経歴の陰にあった家庭環境や自身の極度な引っ込み思案を背景に書いた絵本『ぼくはちいさくてしろい』は、道徳科教科書『いきるちから』に掲載されている。NHK Eテレ「芸人先生」レギュラー出演、FM FUJI「WADA CAFÉ」パーソナリティーなどメディアでも活躍。
2023年、自身の小説『タカラモノ』を舞台劇化した。

「2023年 『2024 W's Diary 和田裕美の営業手帳2024(サックスブルー)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

和田裕美の作品

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